側頭骨 ( そくとうこつ、 英 : temporal bone

 

 

頭蓋にある脳頭蓋の一つで、左右の側頭部にそれぞれ1つずつある対性の骨である。

頭蓋底と頭蓋側壁の構成にあずかっている。

・周りを、蝶形骨、頭頂骨、および後頭骨に囲まれ、平行覚器聴覚器を収めている。

・発生学的には4個の骨が癒着してできたもので、成人では以下の3つのパートに分かれる。

※「船戸和弥のホームページ」には以下のような解説が見られる。

「3部が癒合して単一の骨になるのは生後1年ほど経ってからである。」

 また、「船戸和弥のホームページ」の「Rauber-Kopsch解剖学」では以下のような解説が見られる。

「側頭骨は錐体乳突部・舌骨部・鼓室部・鱗部の4部分からなる.」

 

【 隣 接 】

 側頭骨は以下の4つの骨と接している。

 

【 縁 】

 ここでは「船戸和弥のホームページ」を参考に以下のように分けてみたが、正確性に欠ける可能性あり。

後頭縁
後方に位置する後頭骨と接する縁 
錐 体
後縁

船戸和弥のホームページ」には以下のような解説が見られる。

「側頭骨の錐体後縁は後上、後下両面の境で、その前内側半は後頭骨底部と接して錐体後頭裂をつくる。」

上縁

船戸和弥のホームページ」には以下のような解説が見られる。

「錐体上縁は前上面と後上面の境となり、頭蓋腔内に突出して中頭蓋窩と後頭蓋窩の境界を作る鋭い縁である。ここに上錐体洞溝がある。上錐体静脈洞がここにはまる」

 つまり、錐体の上縁とは「錐体稜」のことだと思われる。

蝶形骨縁
前方に位置する蝶形骨大翼と接する縁で、鋸歯状の縁。
頭頂縁
蝶形骨縁の後方に位置する頭頂骨と接する縁。

  

 

【 面 】

 通常、鱗部を内外の2面に分け、錐体を4つの面に分けて考えられているようである。

 注意)上の図は、主に「日本人体解剖学 (上巻) 」を参考にしたものだが、「Rauber-Kopsch(解剖学)」との違いは、「日本人体解剖学 (上巻) 」では、錐体の面の1つを「前下面(前内側部・後外側部)」としているところを、「Rauber-Kopsch(解剖学)」では、「外側面(錐体鼓室面)」としているところである。

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【 孔/口 】

 
名  称
神  経
血  管
その他
1
外耳道の入り口
2
蝸牛小管の開口部
3
・舌咽神経 ・迷走神経 ・副神経 
・後硬膜動脈 ・内頚静脈 ・下垂体静脈洞
4
頚動脈管の入り口
5
頚動脈管の出口
6
・顔面神経
・茎乳突孔動脈
7
鼓室小管の入り口
8
鼓室小管の出口
9
前庭水管の開口部
10
・顔面神経 ・中間神経 ・内耳神経  
・迷路動脈  ・迷路静脈
11
乳突導出静脈 
※内口と外口の2つがある

 

【 裂/裂孔 】

 
名  称
解  説
1
鼓室小管が開く
2
小錐体神経溝の後端にある裂孔で、骨内の小錐体神経小管に続いている。
3
錐体の後縁と後頭骨の底部との間にある裂孔
4
錐体部と鼓室部が接するところにある裂で、鼓索神経小管が開いている。
5
鱗部と錐体との間の縫合部。
6
大錐体神経溝の後端にある裂孔で、骨内の顔面神経管に続いている。
7
蝶形骨の大翼と錐体との間にある
8
蝶形骨体と側頭骨錐体部との間にある不規則な裂孔で、ここより内頚静脈は海綿静脈洞に入る

 

【 管 】

 
名  称
解  説
1
内耳の外リンパ管の通路で、蝸牛鼓室階の起始部に起こり錐体下面の蝸牛小管外口に至る。
2
顔面神経の通路となるところ。顔面神経管入口(内耳道底)に始まって茎乳突孔(茎状突起の直後)に終わる。
3
鱗部と接するところにある鼓室に至る管で、この管は不完全な水平位の筋耳管管中隔によって上・下の半管に分けられる。
4
頚動脈管の後上壁からは2個の細い頚鼓小管が骨を貫いて後に向かい鼓室に開く。
5
岩様部にある内頚動脈が通っている管で、頚動脈管外口に始まり頚動脈管内口に終わっている。
6
顔面神経管と鼓室を結んでいる鼓索神経の通路。
7
錐体小窩にある小さな孔で、舌咽神経の枝である鼓室神経の通路となっている。
8
筋耳管管が筋耳管管中隔に上下の2部に分けられるとき、その上の部分のこと
9
筋耳管管が筋耳管管中隔によって上下の2部に分けられるとき、下の部分のこと。
10
小錐体神経溝は小錐体神経を通し、その後端は小錐体神経管裂孔をもって骨内に入り小錐体神経小管につづく。
11

前庭小管

(=前庭水管)

内耳の内リンパ管の通路で、内耳の前庭に起こり、後上方に走って錐体後面の前庭水管外口に開く。

12

乳突小管は頚静脈窩の外壁には微細な乳突小管溝にはじまり、直ちに骨中に入って乳突小管となり、後走して鼓室乳突裂に開く。この管と溝とは迷走神経耳介枝の通路。

 

 

 

あ行
か行
さ行

小脳面

(=錐体後面)

た行
か行

錐体下面

(=底面)

錐体後面

(=小脳面)

頭底面

(=錐体下面)

鼓室輪

 

錐体前面

(=大脳面)

な行
鼓室輪

錐体底面

(=錐体下面)

さ行

前庭小管

(=前庭水管)

前庭水管口

(=前庭水管外口)

は行
た行 大鼓室棘
ら行

 

 

【S状洞溝、えすじょうどうこう、英:sulcus for sigmoid sinus

 乳突部の内面のS状静脈洞を入れる溝で、乳突孔の内孔が開き乳突導出静脈を通している。この溝の上方は後頭骨の横洞口に、そして下方は頚静脈孔に続いている。


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【横稜、おうりょう、英:transverse crest

 内耳道の終点部となる内耳道底を上下の2つに分けている骨稜のこと。

イラストまたは写真を掲載しているサイト①

イラストまたは写真を掲載しているサイト②

イラストまたは写真を掲載しているサイト③

イラストまたは写真を掲載しているサイト④

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【外耳孔、がいじこう、英:external acoustic opening

 一般的には、側頭面(=外面)にある外耳道の入り口のこと。つまり、いわゆる「(骨性の)耳の穴」の入り口の部分を指すと思われるが、「船戸和弥のホームページ」では異なった解説が見られる。

「外耳道を作るときに前後両縁が中央部より速く発育し、その尖端で癒合するために、ある時期には外耳道下壁の骨板に孔を有することがある。」

 日本人体解剖学 (上巻) 」では、この「外耳孔」を「鱗部」のところで解説しているが、部位的には「鼓室部」に位置するような気がするのだが…。
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【外耳道、がいじどう、英:external acoustic meatus

 外耳孔から鼓膜まで続く管状の部分。

 
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【下顎窩、かがくか、英:mandibular fossa

 頬骨突起の基部近くの下部にある楕円形のくぼみで、下顎骨下顎頭と相対して顎関節を作っている。

 
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【 蝸牛小管、かぎゅうしょうかん、 英 : cochlear canaliculus

日本人体解剖学 (上巻) 」では以下のような解説が見られる。

「 内耳の外リンパ管の通路で、蝸牛鼓室階の起始部に起こり錐体下面蝸牛小管外口に至る。」

 ⇒ イラストを掲載しているサイト(Cochlear Aqueduct)

 ・外リンパ管以外に 蝸牛小管静脈 も通過すると思われる。
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【蝸牛小管外口、かぎゅうしょうかんがいこう、英:external aperture of cochlear canaliculus

 錐体の後縁、頚静脈窩のすぐ内側にある三角形の窪みで蝸牛小管()の開口部。
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【下垂体洞溝、かすいたいどうこう、英:sulcus for inferior petrosal sinus】

 錐体後頭裂にある、下垂体静脈洞を入れる浅い溝のこと。(イラスト無し)

 ネットで検索しても「下垂体洞溝」に関する資料はあまり見当たらない。以下がその主なものとなる。

「S状洞溝の初部からは上錐体洞溝が、その終部からは下垂体洞溝が分かれる。」

「「船戸和弥のホームページ」より」

後頭骨底部の上面は蝶形骨鞍背から大後頭孔に至る斜台の下半部にあたり、なめらかな斜面となる。上面の外側縁に沿って下垂体洞溝という浅い溝が前方の蝶形骨までつづく。」

Digital Anatomy」より
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【関節結節、かんせつけっせつ、英:articular tubercle

船戸和弥のホームページ」には以下のような解説がある。

顎関節の直前で頬骨突起の基部の下面に高まる関節結節は下顎窩の前方の境となるが、生体では関節結節と関節面が一続きの軟骨で被われて関節包の内にあり、顎関節の関節窩となる。」

イラストを掲載しているサイト①

イラストを掲載しているサイト②

イラストを掲載しているサイト③
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【顔面神経管、がんめんしんけいかん、英:facial nerve canal

 顔面神経の通路となるところ。顔面神経管入口(内耳道底)に始まって茎乳突孔茎状突起の直後)に終わる。

走行:① 顔面神経管入口から始まって、蝸牛の外側に沿ってほぼ水平に前外側方に進む。

   ② ほぼ直角に後外側方に曲がって(顔面神経乾膝)、さらに、鼓室壁の前庭窓の上を走る。

   ③ その後、わずかに外側方に進んでから窮状をなして下行し茎乳突孔に達する。

日本人体解剖学 (上巻) 」には以下のような解説が見られる。

「この管は、顔面神経管膝で小管を分岐し、小管は骨中を前進して錐体前上面にある大錐体神経管裂孔を通り大錐体神経溝につづき、中を大錐体神経が通る。」

顔面神経のイラストを掲載しているサイト①

顔面神経のイラストを掲載しているサイト②

顔面神経のイラストを掲載しているサイト③
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【顔面神経管膝、がんめんしんけいかんしつ、英:genu of facial canal

船戸和弥のホームページ」には以下のような解説がある。

「錐体前壁の直下、大錐体神経管裂孔のちかくにある顔面神経管の弯曲 」

イラストを掲載しているサイト(番号2)
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【岩様部、がんようぶ、英:petrous part】

 側頭骨の3つのパートのうちの1つで、乳突部錐体の2部に分けることができる。

  
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【弓下窩、きゅうかか、英:subarcuate fossa

 

 

 

【弓状隆起、きゅうじょうりゅうき、英:arcuate eminence

 

 

【頬骨突起、きょうこつとっき、英:zygomatic process

 外耳孔の上部からほぼ水平に前方に伸びている突起で、頬骨の側頭突起と接合して頬骨弓を形成する。前下部より咬筋が起始する。


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【筋耳管管、きんじかんかん、英:musculotubal canal】

船戸和弥のホームページ」には以下のような解説が見られる。

「鱗部と接するところにある鼓室に至る管で、この管は不完全な水平位の筋耳管管中隔によって上・下の半管に分けられる。」


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【筋耳管管中隔、きんじかんかんちゅうかく、英:septum of musculotubal canal】

船戸和弥のホームページ」には以下のような解説が見られる。

「筋耳管管中隔ははなはだ薄い骨が半載したチューブのような形となって鼓膜張筋半管を下から被っている。その後壁は鼓室の内側壁(迷路壁)の前上隅から後下に弓なりに隆起する顔面神経管隆起に沿って少し鼓室内に突出し、外方に向かって開口するサジ状突起に終わる。」
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【頚鼓小管、けいこしょうかん、英:caroticotympanic canaliculus】

船戸和弥のホームページ」には以下のような解説が見られる。

頚動脈管の後上壁からは2個の細い頚鼓小管が骨を貫いて後に向かい鼓室に開く。これは頚動脈鼓室枝および頚鼓神経の通路である。 」

⇒ その他の参考サイト「Digital Anatomy」


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【茎状突起、けいじょうとっき、英:styloid process

 錐体下面の後外側端から前下方に向かっている細長い突起。突起の根部の前面は茎状突起鞘で覆われている。

     

《長さ》個人差がある。1~5㎝

《起始》以下の靭帯や筋肉の起始となっている。

 同じ名称の突起が尺骨橈骨第3中手骨にも見受けられる。

《発生》舌骨と関係ある第2鰓弓軟骨の一部が骨化したもの。

 また、「ウィキペディア」には以下のような記述が見られる。

「変異:まれに茎状突起が病的に伸びすぎたり、茎突舌骨靱帯の骨化によって困ることがある。茎状突起が頭蓋底からのどに突き出た釘のようになっているために、咀嚼していると咽頭の組織がこすれ、これが舌咽神経を通じて痛みとして感じられる。首を回したり舌を延ばしたりしても痛むことがある。そのほか声の異常、咳、ふらつき、片頭痛、後頭部の神経痛、歯痛や下顎痛、副鼻腔炎や充血といった症状が出ることがある。」
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【茎状突起鞘、けいじょうとっきしょう、英:sheath of styloid process

船戸和弥のホームページ」には以下のような解説が見られる。また、ネットで検索しても、検索結果は「船戸和弥のホームページ」くらいである。

頚静脈窩の外壁が茎状突起鞘と合して作る高い稜線は、鼓室部岩様部の癒合したところに一致する。 」

 また、「日本人体解剖学 (上巻) 」ではほとんど解説にはなっていない。

「茎状突起の基部前面は、骨性の茎状突起鞘によっておおわれる。」
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【頚静脈窩、けいじょうみゃくか、英:jugular fossa

 錐体下面の後外側部にある、頸静脈上球を入れる球状の大きな窩。
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【頚静脈孔、けいじょうみゃくこう、英:jugular foramen

 錐体後頭裂の後端にある大きな孔で、頚静脈孔内突起により前後の2部に分けられる。後部(内頸静脈のみが通過)は全部よりも大きい。以下の神経や血管を通している。

 ※上記の神経や血管の名称は「プロメテウス解剖学アトラス(頭部/神経解剖)」を参考にしたものだが、「船戸和弥のホームページ」では、通過する神経や血管には★印の後硬膜動脈と下垂体静脈洞の名称は見られない。

内頭蓋底

外頭蓋底

 


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【頚静脈孔内突起、けいじょうみゃくないとっき、英:intrajugular process】

 頚静脈切痕にある突起で、頚静脈孔を2分する形になっている。

船戸和弥のホームページ」には以下のような解説が見られる。

頚静脈孔後頭骨および側頭骨からでる頚静脈孔内突起により前後の2部に分かたれており、前部小さく、ここを通るものは、舌咽神経迷走神経副神経、下錐体静脈洞で、後部大きく内頚静脈が通る。」

イラストを掲載しているサイトⅠ(どこのことを指しているのかよく分からない)

イラストを掲載しているサイトⅡ
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【頚静脈切痕、けいじょうみゃくせっこん、英:jugular notch

船戸和弥のホームページ」には以下のような解説が見られる。(イラスト無し)

錐体後縁の後外側半には頚静脈切痕があって、後頭骨外側部の同名切痕と合して頚静脈孔をつくる。この切痕内に出る頚静脈孔内突起は後頭骨の同名突起と相対して頚静脈孔を前後2部に分ける。

イラストを掲載しているサイトⅠ
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【頚動脈管、けいどうみゃくかん、英:carotid canal

 岩様部にある内頚動脈が通っている管で、頚動脈管外口に始まり頚動脈管内口に終わっている。

 

走行:① 錐体下面の中央にある頸動脈管外口から始まり上に走る。

   ② 錐体内でほぼ直角に内側に曲がってから前へ進む。

   ③(錐体)尖のところの頚動脈管内口で終わる。

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【頚動脈管外口、けいどうみゃくかんがいこう、英:external pore of carotid canal

 錐体下面の中央にある頚動脈管の入り口となっている大きな孔。また、この頚静脈管外口の前から口蓋帆張筋の一部が起こっている。

 

内頭蓋底

外頭蓋底

 


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【頚動脈管内口、けいどうみゃくかんないこう、英:internal pore of carotid canal

 頚動脈管錐体で開く部分。

内頭蓋底

 

外頭蓋底


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【茎乳突孔、けいにゅうとつこう、英:stylomastoid foramen】

 茎状突起の根部の直後、乳様突起との間にある孔で以下の神経や脈管を通す。

内頭蓋底

外頭蓋底

 



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【後頭動脈溝、こうとうどうみゃくこう、英:groove for occipital artery

 乳突切痕の内面にある、後頭動脈が通っている浅い溝。
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【鼓索神経小管、こさくしんけいしょうかん、英:canaliculus for chorda tympani

 顔面神経管鼓室を結んでいる鼓索神経の通路。茎乳突孔の少し上方で顔面神経管から分かれ鼓室の後壁を貫いて鼓室に至る。

イラストを掲載しているサイト①

イラストを掲載しているサイト②
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【鼓室蓋、こしつがい、英:tegmen tympani

 弓状隆起の外前方の、鱗部との間に位置する鼓室の上壁となる骨質が薄い部分。骨の発育が十分でない場合や老人では孔となることがある。

イラストを掲載しているサイト①

イラストを掲載しているサイト②

イラストを掲載しているサイト③
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【鼓室(神経)小管、こしつ(しんけい)しょうかん、英:tympanic (nerve) canaliculus

 錐体小窩にある小さな孔で、舌咽神経の枝である鼓室神経の通路となっている。

日本人体解剖学 (上巻) 」には以下のような解説が見られる。

鼓室小管下口に始まり、鼓室内に入ると鼓室の内側壁にある岬角溝を通って上方に進み、ついで錐体部(鼓室)の上壁を貫いて小錐体神経溝につづく。その開口が鼓室小管上口である。」

標本の写真を掲載しているサイト

イラストを掲載しているサイト
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【鼓室小管下口、こしつしょうかんかこう、英:】

日本人体解剖学 (上巻) 」には以下のような解説が見られる。

鼓室小管舌咽神経の枝である鼓室神経の通路で、錐体小窩にある小孔である。鼓室小管下口に始まり、鼓室内に入ると鼓室の内側壁にある岬角溝を通って上方に進み、ついで錐体部(鼓室)の上壁を貫いて小錐体神経溝につづく。その開口が鼓室小管上口である。 」
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【鼓室小管上口、こしつしょうかんじょうこう、英:】

日本人体解剖学 (上巻) 」には以下のような解説が見られる。

鼓室小管舌咽神経の枝である鼓室神経の通路で、錐体小窩にある小孔である。鼓室小管下口に始まり、鼓室内に入ると鼓室の内側壁にある岬角溝を通って上方に進み、ついで錐体部(鼓室)の上壁を貫いて小錐体神経溝につづく。その開口が鼓室小管上口である。 」
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【鼓室乳突裂、こしつにゅうとつれつ、英:tympanomastoid fissure】

 鼓室部の後方と乳突部が接する部分にある裂隙で、乳突小管が開く場所となっている。
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【鼓室部、こしつぶ、英:tympanic part】

 側頭骨の3つのパートのうちの1つで、「船戸和弥のホームページ」には以下のような解説が見られる。

「鼓室部は外耳道の前下壁を作る半管状、不正四角形の薄い骨板で、初めは独立した結合組織(鼓室骨)として発達し、後に錐体の下面に癒着した小さい骨部である。」

 
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【鼓室輪、こしつりん、英:tympanic ring】

日本人体解剖学 (上巻) 」には以下のような解説が見られる。

「(鼓室部は)外耳道を囲む部分で、胎生期には完全に独立して鼓室輪という。発生学的に鼓室骨として独立発育したものが錐体部の下面に癒着したもので、外耳道の下壁を作り、錐体部との間に外耳道を挟む、前方は錐体鼓室裂によって錐体部に接し、後方は鼓室乳突裂によって乳突部と接する。」

また、「Rauber-Kopsch解剖学」では以下のような解説になっている。

「新生児では外耳道がなく,鼓室部は鼓室輪Anulus tympanicusという弓状の骨部をなしている.その前端は大鼓室棘Sina tympanica major,後端は小鼓室棘Spina tympanica minorとよばえ,それぞれ自由端をなして側頭鱗の下縁に接し,両端の間に側頭鱗の鼓室切痕Incisura tympanicaを残している.」

イラストを掲載しているサイト①

イラストを掲載しているサイト②
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【鼓室鱗裂、こしつりんれつ、英:tympanosquamous fissure】

船戸和弥のホームページ」には以下のような解説が見られる。

鼓室部の前壁の上縁と下顎窩の後縁との間には蝶錐体裂につづく裂隙がある。この裂隙は外側部では1条の鼓室鱗裂である。 」


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【鼓膜溝、こまくこう、英:tympanic sulcus

日本人体解剖学 (上巻) 」には以下のような解説が見られる。

外耳道と鼓室との境にある、上部が少し欠けた輪状の溝で、鼓膜の周縁がここに付着する。鼓膜溝の前後の鋭い上端は大鼓室棘(前端)と小鼓室棘(後端)であり、この棘間の切痕を鼓膜切痕という。」


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【鼓膜切痕、こまくせっこん、英:tympanic notch

日本人体解剖学 (上巻) 」には以下のような解説が見られる。

外耳道と鼓室との境にある、上部が少し欠けた輪状の溝で、鼓膜の周縁がここに付着する。鼓膜溝の前後の鋭い上端は大鼓室棘(前端)と小鼓室棘(後端)であり、この棘間の切痕を鼓膜切痕という。」


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【鼓膜張筋半官、こまくちょうきんはんかん、英:semicanal for tensor tympani muscle

 筋耳管管筋耳管管中隔に上下の2部に分けられるとき、その上の部分のこと。鼓膜張筋を含む。
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【さじ状突起、さじじょうとっき、英:cochleariform process

 鼓膜張筋半官の外側端のさじ状に曲がった突起のこと。

 

 

 

 

【三叉神経圧痕、さんさしんけいあっこん、英:trigeminal impression

 (錐体)尖の近くにある指で押したような浅い圧痕で、三叉神経の根部と三叉神経節を乗せている。
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【耳管半管、じかんはんかん、英:semicanal for auditory tube

 筋耳管管筋耳管管中隔に上下の2部に分けられるとき、下の部分のこと。
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【小鼓室棘、しょうこしつきょく、英:lesser tympanic spine

日本人体解剖学 (上巻) 」には以下のような解説が見られる。

「鼓膜溝の前後の鋭い上端は大鼓室棘(前端)と小鼓室棘(後端)であり、この棘間の切痕を鼓膜切痕という。」


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【 小錐体神経管裂孔、しょうすいたいしんけいかんれっこう、英:hiatus of canal for lesser petrosal nerve

 小錐体神経が通っている小錐体神経溝の後端にある裂孔で、骨内の小錐体神経小管に続いている。

 

 

【小錐体神経溝、しょうすいたいしんけいこう、英:sulcus for lesser petorosal nerve

日本人体解剖学 (上巻) 」には以下のような解説が見られる。

三叉神経圧痕の後方には錐体の長軸とほぼ平行に走る2つの小溝があって、その内側の溝を大錐体神経溝といい、大錐体神経の通路となる。その後端は大錐体神経管裂孔によって骨内の顔面神経管に続く。また、この外側のものは小錐体神経溝といい小錐体神経を通し、その後端は小錐体神経管裂孔をもって骨内に入り小錐体神経小管につづく。」

また、「船戸和弥のホームページ」では以下のようになっている。

蝶錐体裂破裂孔から後外方に、大翼錐体の間にある。蝶錐体裂の内後方にある大錐体神経溝前端破裂孔に達し、小錐体神経溝蝶錐体裂後端から卵円孔に向かう。」

 

 

【小錐体神経小管、しょうすいたいしんけいしょうかん、英:】

 「日本人体解剖学 (上巻) 」では、「側頭骨」のページで以下のような解説になっているが、索引には「小錐体神経小管」の文字は見当たらない。また、ネットで調べても「小錐体神経管小管」で1つのブログでの解説が見受けられるだけである。

 「日本人体解剖学 (上巻) 」の「(大/小)錐体神経溝」の解説文

三叉神経圧痕の後方には錐体の長軸とほぼ平行に走る2つの小溝があって、その内側の溝を大錐体神経溝といい、大錐体神経の通路となる。その後端は大錐体神経管裂孔によって骨内の顔面神経管に続く。また、この外側のものは小錐体神経溝といい小錐体神経を通し、その後端は小錐体神経管裂孔をもって骨内に入り小錐体神経小管につづく。」

 ブログ「hanamaru」より

小錐体神経管小管Canaliculus N. petrosi minorisは(鼓室の)内側壁と上壁の境目にあり、上内前方に抜け内頭蓋底の小錐体神経溝に続く。」
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【上錐体洞溝、じょうすいたいどうこう、英:sulcus for superior petrosal sinus

 錐体前面(大脳面)と錐体後面(小脳面)との間にある錐体上縁に沿って走る浅い溝で、上錐体静脈洞を入れている。
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【小脳面、しょうのうめん、英:posterior surface (of petrous prat of temporal bone)】

 錐体にある4つの面の一つで、錐体稜よりも後に位置している面となる。


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【錐体(部)、すいたいぶ、英:petrosal (part of the temporal bone)

 岩様部を2つのパートに分けたうちの一つで、狭義の岩様部とも言われている。

日本人体解剖学 (上巻) 」には以下のような解説が見られる。

「狭義の岩様部ともいわれる。四角錐体形で、その長軸は鱗部乳突部の境のところから内側前方に向けて斜めに頭蓋底に横たわる。」

 

 

■ 面 ■

 「船戸和弥のホームページ」の「Rauber-Kopsch解剖学」では、錐体を以下のように4つの面に区別しているが、外側面を入れずに3つの面で解説している資料もある。

■ 縁 ■

 錐体には以下の2つの縁がある。

 

  

 茎状突起は乳突部と錐体のどちらに属するのだろうか?それとも、例外的にどちらにも属さないような扱いにすることもあるのだろうか?

内側方から見た写真を掲載しているサイト(黄緑色に塗られた部分が錐体だと思われる。)
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【錐体外側面、すいたいがいそくめん、英:pyramidal lateral surface

 

 

【錐体下面、すいたいかめん、英:pyramidal inferior surface

 錐体にある4つの面の一つで、頭蓋底外面(外頭蓋底)に向かっている面で錐体底面とも言われる。口蓋帆挙筋が起始している。

 関連語句:頚静脈窩頸動脈管外口錐体小窩

船戸和弥のホームページ」には以下のような解説が見られる。

錐体下面は頭蓋底に向かう粗面で、その後外側部は鼓室部に被われて鼓室を形成する。この面の前縁にそい、鱗部に接する所に、前内方から後外方に向かい鼓室に至る筋耳管管があり、菲薄な筋耳管管中隔により上下の2部に分かれる。その上部の鼓膜張筋半管は鼓膜張筋をふくみ、下部の耳管半管は耳管の骨部をつくる。」
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【錐体後頭裂、すいたいこうとうれつ、英:petrooccipital fissure

 錐体の後縁と後頭骨の底部との間にある裂孔のこと。

船戸和弥のホームページ」には以下のような解説が見られる。

「錐体後頭裂は岩様部錐体)と後頭骨の間にあり、頚静脈孔のつづきとして、頚静脈孔の上方に位置する。これに一致して下錐体洞溝がある。 」
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【錐体後面、すいたいこうめん、英:pyramidal posterior surface

 錐体にある4つの面の一つで小脳面とも呼ばれる。

・上内側方へ向かっており,後頭蓋窩の形成にかかわっている。

・ほぼ中央にある楕円形の内耳孔は、後外側に向かって骨内に入る内耳道につづく。


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【錐体鼓室裂、すいたいこしつれつ、英:petrotympanic fissure

 錐体部鼓室部が接するところにある裂で、下顎窩の後縁にあたる。ここに鼓索神経小管が開き、鼓索神経を通している。

内頭蓋底

 

外頭蓋底


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【錐体小窩、すいたいしょうか、英:petrous fossula】

 頚動脈管外口頚静脈窩との間にある、舌下神経の下神経節を入れる三角形の小さな凹みのこと。その底には鼓室小管が開いている。

 ※「日本人体解剖学 (上巻) 」に掲載されている側頭骨の下面のイラストには錐体小窩の名称が見られるが、ネットで日本語と英語の両方で画像検索しても検索結果は得られない。
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【(錐体)尖、(すいたい)せん、英:apex of petrous part】

 錐体の先端の部分のことで、蝶形骨との間に破裂孔を形成している。
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【錐体前下面、すいたいぜんかめん、英:pyramidal antero-inferior surface

 錐体にある4つの面の一つで、「日本人体解剖学 (上巻) 」によると、前内側部と後外側部の2部に分かれ以下のような解説が見られる。

「前内側部は粗面となり、後外側部は鼓室部に覆われて鼓室を形成している。」

 

 

【錐体前面、すいたいぜんめん、英:pyramidal anterior surface

 錐体にある4つの面の一つで、大脳に向かっている面なので大脳面とも呼ばれている。「船戸和弥のホームページ」には以下のような解説が見られる。

「大脳面は少し前方へ傾斜していて,中頭蓋窩の一部をなし,またいろいろ特異な点を示す」

 関連語句:三叉神経圧痕、(/錐体神経溝弓状隆起
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【錐体底面、すいたいていめん、英:】

 

 

【錐体乳突部、すいたいにゅうとつぶ、英:petrous part of temporal bone】

Rauber-Kopsch 解剖学」には以下のような解説が見られる。

「側頭骨は頭蓋の底と側壁の形成に与り,後頭骨・蝶形骨・頭頂骨のあいだの間隙をふさぎ,また聴覚器の最も重要な部分を蔵している.側頭骨は体乳突部錐体部乳突部)・舌骨部・鼓室部鱗部の4部分からなる.」

 つまり、「岩様部 = 錐体乳突部」と考えられると思われる。


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【錐体稜、すいたいりょう、英:superior border of petrous part of temporal bone】

 錐体大脳面小脳面が合するところにある鋭い稜線で、錐体上縁でもある。また、中頭蓋窩後頭蓋窩の境界ともなっている。

 

 

 

【錐体稜溝、すいたいりょうこう、英:Groove for superior petrosal sinus (?)】

 錐体稜に沿って走っている溝。

 「船戸和弥のホームページ」の「Rauber-Kopsch解剖学」には以下のような解説が見られる。

錐体大脳面小脳面とが合するところは,錐体稜Crista pyramidisとい鋭い稜線をなしている.この稜線の上には錐体稜溝Sulcus cristae pyramidisとう溝が走っている(図229).この溝は上錐体静脈洞を容れるためのもので,外側へ進んで乳突部の大きなS状洞溝Sulcus sigmoidesに達する. 」

イラストを掲載しているサイト①(下から2番目の線が指すものだと思われる)

イラストを掲載しているサイト②

イラストを掲載しているサイト③(右の列の上から7番目だと思われる)

 

 

【錐体鱗裂、すいたいりんれつ、英:petrosquamous fissure

 鱗部錐体との間の縫合部で、若い人にしかはっきりと見られない。
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【前庭小管、ぜんていしょうかん】

 

 

【前庭水管、ぜんていすいかん、英:aqueduct of vestibule

日本人体解剖学 (上巻) 」には以下のような解説が見られる。

「内耳の内リンパ管の通路で、内耳の前庭に起こり、後上方に走って錐体後面前庭水管外口に開く。」

イラストを掲載しているサイト①(Vestibular Aqueduct)

イラストを掲載しているサイト②(ED)
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【前庭水管外口、ぜんていすいかんがいこう、英:aperture of aqueduct of vestibule

 弓下窩の外下方にある小さい裂孔で、前庭水管の開口となっている。
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【前庭水管口、ぜんていすいかんこう】

 


【側頭面、そくとうめん、英:temporal surface

 鱗部には内・外の2つの面があり、側頭面は外側の側頭筋が起始する場所となる部分。

 
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【側頭鱗、そくとうりん、英:pemporal squama】

 

 

【大鼓室棘、だいこしつきょく、英:greater tympanic spine

日本人体解剖学 (上巻) 」には以下のような解説が見られる。

鼓膜溝の前後の鋭い上端は大鼓室棘(前端)と小鼓室棘(後端)であり、この棘間の切痕を鼓膜切痕という」


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【大錐体神経管裂孔、だいすいたいしんけいかんれっこう、英:hiatus for canal for greater petorosal nerve

 大錐体神経溝の後端にある裂孔で、骨内の顔面神経管に続いている。

日本人体解剖学 (上巻) 」には以下のような解説が見られる。

顔面神経管は、顔面神経管膝で小管を分岐し、小管は骨中を前進して錐体前上面にある大錐体神経管裂孔を通り大錐体神経溝につづき、中を大錐体神経が通る。」

 

 

【大錐体神経溝、だいすいたいしんけいこう、英:sulcus for greater petorosal nerve

日本人体解剖学 (上巻) 」には以下のような解説が見られる。

三叉神経圧痕の後方には錐体の長軸とほぼ平行に走る2つの小溝があって、その内側の溝を大錐体神経溝といい、大錐体神経の通路となる。その後端は大錐体神経管裂孔によって骨内の顔面神経管に続く。また、この外側のものは小錐体神経溝といい小錐体神経を通し、その後端は小錐体神経管裂孔をもって骨内に入り小錐体神経小管につづく。」

 また、「船戸和弥のホームページ」では以下のようになっている。

蝶錐体裂破裂孔から後外方に、大翼錐体の間にある。蝶錐体裂の内後方にある大錐体神経溝前端破裂孔に達し、小錐体神経溝蝶錐体裂後端から卵円孔に向かう。」

イラストを掲載しているサイト①

イラストを掲載しているサイト②

イラストを掲載しているサイト③
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【大脳面、だいのうめん、英:cerebral surface

 鱗部の内面のことで、わずかに陥凹し、脳隆起、指圧痕、動脈溝、そして静脈溝などが見られる。

  
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【中硬膜動脈溝、ちゅうこうまくどうみゃくこう、英:sulcus for middle meningeal artery

 鱗部の大脳面(内面)に見られる中硬膜動脈の走っている溝のこと。
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【中側頭動脈溝、ちゅうそくとうどうみゃくこう、英:sulcus for middle temporal artery

 外耳孔の後上方を下から上に走っている浅い溝のことで、その名が示すように中側頭動脈が通っている。
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【蝶錐体裂、ちょうすいたいれつ、英:sphenopectrous fissure

日本人体解剖学 (上巻) 」には以下のような解説が見られる。

「(錐体)前縁が蝶形骨大翼の後縁と接合する部位で、生体ではその下に沿って耳管軟骨がある。後外側方は鼓室蓋の外側縁にあたり、鱗部との間に錐体鱗裂をなしている。」

 また、「船戸和弥のホームページ」では以下のようになっている。

「蝶錐体裂は破裂孔から後外方に、大翼錐体の間にある。蝶錐体裂の内後方にある大錐体神経溝前端破裂孔達し小錐体神経溝は蝶錐体裂の後端から卵円孔に向かう。」


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【道上棘、どうじょうきょく、英:suprameatal spine

船戸和弥のホームページ」には以下のような解説が見られる。

「外耳道上壁の入口に接して尖った小突起を明瞭に認めるとき、これを道上棘という。」
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【道上小窩、どうじょうしょうか、英:suprameatal pit

船戸和弥のホームページ」には以下のような解説が見られる。

道上棘の上方で、乳突洞の外側にある凹み」


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【頭頂切痕、とうちょうせっこん、英:parietal notch

 頭頂縁の後部の深い切込みで、頭頂骨乳頭角が入る部分。
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【内耳孔、ないじこう、英:internal acoustic opening

 錐体の後面のほぼ中央にある大きな楕円形の孔で、後外側方に向かい内耳道に続いている。以下の神経や血管を通している。

内頭蓋底

外頭蓋底

 



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【内耳道、ないじどう、英:internal auditory meatus

 内耳孔内耳道底を結んでいる短い管で、「船戸和弥のホームページ」には以下のような解説が見られる。

「内耳道は側頭骨の錐体乳突部を貫いて外側へ向かって伸びている管で,内耳孔Porus acusticus internusではじまり,約0.7~1cmの短い経過ののちに内耳道底Fundus meatus acustici interniでゆきづまりになっている.内耳道に向かった内耳道底の面は横稜Crista transversaという水平方向の1本の隆線によって,上方の小さい領域と下方の大きい領域に分れている. 」

イラストを掲載しているサイト①

イラストを掲載しているサイト②

イラストを掲載しているサイト③

骨の標本の写真を掲載しているサイト
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【内耳道底、ないじどうてい、英:fundus of internal acoustic meatus

 内耳道の外側端の部分で、「船戸和弥のホームページ」には以下のような解説が見られる。

「内耳道は側頭骨の錐体乳突部を貫いて外側へ向かって伸びている管で,内耳孔Porus acusticus internusではじまり,約0.7~1cmの短い経過ののちに内耳道底Fundus meatus acustici interniでゆきづまりになっている.内耳道に向かった内耳道底の面は横稜Crista transversaという水平方向の1本の隆線によって,上方の小さい領域と下方の大きい領域に分れている.」

イラストまたは写真を掲載しているサイト①

イラストまたは写真を掲載しているサイト②

イラストまたは写真を掲載しているサイト③

イラストまたは写真を掲載しているサイト④

 

 

【乳突孔、にゅうとつこう、英:mastoid foramen

 外孔として後頭動脈溝の上端近くに、内孔としてS状洞溝の後縁近くに開く孔で乳突導出静脈を通している。

内頭蓋底

 

外頭蓋底



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【乳突小管、にゅうとつしょうかん、英:mastoid canaliculus

 

 

【乳突小管溝、にゅうとつしょうかんこう、英:】

 頚静脈窩の外側にある細い溝で、骨中に入って乳突小管となる。

船戸和弥のホームページ」には以下のような解説が見られる。

「乳突小管は頚静脈窩外壁には微細乳突小管溝はじまり、直ちに骨中に入って乳突小管となり、後走して鼓室乳突裂に開く。この管と溝とは迷走神経耳介枝通路。」


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【乳突上稜、にゅうとつじょうりょう、英:supramastoid crest】

船戸和弥のホームページ」には以下のような解説が見られる。

側頭筋の停止部の後境界稜 」


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【乳突切痕、にゅうとつせっこん、英:mastoid notch

 乳様突起の後内側にある深い切れ込みで、顎二腹筋の後腹が起始している。


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【乳突洞、にゅうとつどう、英:mastoid antrum

 乳突部の内部にある乳突蜂巣と通じている少し広めの空洞で、鼓室と交通している。


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【乳突部、にゅうとつぶ、英:mastoid part】

 岩様部乳様突起から頭頂切痕にかけての部分のこと。

 


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【乳突蜂巣、にゅうとつほうそう、英:mastoid air cells】

 乳突部の内部にある多数の蜂巣状の含気小腔で、乳突洞を介して鼓室と交通している。

 

ウィキペディア」には以下のような解説が見られる。

「乳突蜂巣は大きさも空洞の数も非常に変異が大きい。 乳様突起の上前方では、乳突蜂巣は大きく不規則で含気しているが、下に進むにつれて小さくなり、乳様突起の 尖端部では多くの場合ほんの小さなものになり、骨髄もある。乳突蜂巣をまったく欠き、乳突部が完全に骨になっている場合もある。 」
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【乳様突起、にゅうようとっき、英:mastoid process

船戸和弥のホームページ」には以下のような解説が見られる。

乳突部の大部分は、下前方に向かって突出する大きい乳様突起で占められる。その表面は胸鎖乳突筋の着くところで粗である。」

 耳介の後ろに置いて、皮膚の下からでも簡単に触察することができる。また、筋肉の付着に関しては、胸鎖乳突筋の他に、頭板状筋頭最長筋の停止部となっている。

 

・関連語句:乳突切痕後頭動脈溝
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【鱗部、りんぶ、英:aquamous part】

 側頭骨の3つのパートの一つで側頭鱗ともいう。内面が凹んだ円盤状の骨で、側頭骨の中部から上部全体を占める。側頭面大脳面の2つの面を有する。

Rauber-Kopsch解剖学」には以下のような解説が見られる。

側頭鱗の縁の大部分は内面をそがれて鋭いへりをなしているので,内面より外面の方がかなり広くなっている.」

【 隣 接 】

・前方:蝶形骨(大翼)、上方:頭頂骨、後下方:岩様部
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 以下が側頭骨に付着する筋となる。

起始とする筋肉群
停止とする筋肉群
1
1
2
 茎突咽頭筋
2
3
 茎突舌筋
3
4
4
5
5
6
6
 
7
 口蓋帆挙筋
側頭骨(外側面)
側頭骨(底面

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