乳様突起(側頭骨)( にゅうようとっき、英:mastoid process )

 

・「切痕の内側には後頭動脈溝があって後頭動脈を通す。」(日本人体解剖学)

 
側頭骨(外側面)
付着する筋
側頭骨(外側面)
側頭骨(下面)
 

 

船戸和弥のHP では以下のように解説している。

「乳突部の大部分は、下前方に向かって突出する大きい乳様突起で占められる。その表面は胸鎖乳突筋の着くところで粗である。乳様突起の内部は成人では大部分、多数の小さい乳突峰巣で占められる。これは生後に乳様突起の発育に伴って拡がるもので、その拡がりは個体によりかなりまちまちであり、錐体の方にもおよぶ。乳突峰巣は互いに迷路状につながっていて、そのつづきは乳様突起の上半分にある乳突洞につながっている。乳突洞はその前方の小さい乳頭洞入口を経て、後方から鼓室の上部に開く。生体では鼓室の内面を被う粘膜の続きが乳突洞を経てすべての乳頭蜂巣の内面にまでおよんでいる。 」

 

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