ma Visual Anatomy 視覚解剖学
 

腓 骨 ( ひこつ、英:fibula

 

 

・腓骨は自由化支帯の骨で、脛骨とともに下腿を構成している。形状的には長骨に属し下腿の外側側に位置する。長さ的には脛骨とほぼ変わらないが、脛骨よりはずっと細い。

 
  

・以下の3つに大きく分けることができる。

 以下、「日本人体解剖学」(南山堂)からの引用文となる。

発生腓骨体の骨化点は、脛骨体のものに比べて少し遅れて現れる。遠位骨端の骨化点は2歳ころに、近位骨端の骨化点は4歳ころに現れる。骨幹と骨端との癒合は21~22歳ころに行われる。 」

 

 

右腓骨(前面)
右腓骨(後面)
右腓骨(内側面)
右脛骨・腓骨(上面)
右脛骨・腓骨(下面)
右脛骨・腓骨(横断面)
 

 


あ行 遠位骨端
か行 外果 外果窩 ・外果関節面 ・外果溝 ・外側面 ・下端 ・近位骨端 ・後縁 ・後面 ・骨間縁
さ行 上端 ・前縁
な行 内側面 ・内側稜
は行 腓骨踝 ・腓骨果溝 ・腓骨頚 腓骨体 ・腓骨頭 ・腓骨頭関節面 腓骨頭尖

 

 

 以下が腓骨に付着する筋肉となる。そのほとんどは腓骨体に付着し、一部が腓骨頭に付着するだけとなる。

起始とする筋肉群
停止とする筋肉群
   
1
 後脛骨筋(腓骨体:後面)
1
大腿二頭筋(近位端:腓骨頭)
2
 第三腓骨筋(腓骨体:内側面)
2
 
3
 長趾伸筋(腓骨体:前縁)
3
 
4
 長腓骨筋(主に腓骨体:外側面他)
4
 
5
 長母趾屈筋(腓骨体:後面)
5
 
6
 長母趾伸筋(腓骨体:内側面)
6
 
7
 短腓骨筋(腓骨体:外側面)
7
 
8
 ヒラメ筋(主に腓骨体:内側縁)
 


 

 以下に腓骨に付着する靭帯を一覧にしたが、不足する可能性もありうる。

近位端
1

外側側副靭帯

 腓骨(近位骨端腓骨頭)⇔ 大腿骨(外側上顆)
2
3
遠位端
4
5
6
 腓骨(遠位骨端外果)⇔ 距骨距骨頚
7
 腓骨(遠位骨端外果窩)⇔ 距骨外側結節
8
9
 腓骨(遠位骨端外果)⇔ 踵骨

 

 
 
 
 右膝関節(後面)
 右足首周辺(後面)
右膝関節(外側面)  右足首周辺(外側面)


 腓骨は以下の2つの骨と接し、2種類の関節を形成している。なお、遠位端における脛骨との結合は特別な関節腔を持たない脛腓靭帯結合となる。

 

1
2

 

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 以下は「Wikipedia」を参考に作成したものとなり、以下はその抜粋文となる。

「The shaft is supplied in its middle third by a large nutrient vessel from the fibular artery. It is also perfused from its periosteum(骨膜) which receives many small branches from the fibular artery. The proximal head and the epiphysis are supplied by a branch of the anterior tibial artery.」

 

1
fibular artery
2
anterior tibial artery

 

 

 

 

 


・Anatomy and Osteology of Fibula (3:39)

 

 

 

fibula - side determination

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