距 骨 (きょこつ、英:talus

 

 足の骨の近位足根骨の一つで、足根骨の中で最も高いところに位置する骨となる。

  

 下腿の骨と他の足根骨の連結役をし、骨幹となる距骨体と前方に突出した距骨頭、そして、その間にある距骨頸の3つに分けることができる。

    

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右足(背側面)
右足(底側面)
右足(背側面・分割)
右足(内側面)
右足首付近(後面)
右足(断面)
右距骨・踵骨(内側面)
右距骨・踵骨(前面)
 
右距骨(外側面)
右距骨(内側面)
右距骨(上面)
右距骨(下面)

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か行 外果面  ・ 外側結節  ・ 距骨外側突起  ・ 距骨滑車 ・ 距骨滑車上面 ・ 距骨頚  ・ 距骨溝  ・ 距骨後突起  ・ 距骨体  ・ 距骨頭  ・ 後踵骨関節面
さ行 三角骨  ・ 舟状骨関節面  ・ 踵舟靭帯関節面  ・ 前踵骨関節面
た行 中踵骨関節面  ・ 長母趾屈筋腱溝  ・ 底側踵舟靱帯関節面(=踵舟靭帯関節面)
な行 内果面  ・ 内側結節  ・ 二分靱帯の踵舟部関節面


 距骨に付着する筋肉はない。

 

 距骨は以下の4つの骨と接して3種類の関節を形成する。

1
距骨(距骨滑車距骨滑車上面内果面)⇔ 脛骨下関節面内果関節面
2
距骨(距骨滑車外果面)⇔ 腓骨外果関節面
3
距骨(後踵骨関節面)⇔ 踵骨後距骨関節面
4

距骨(舟状骨関節面中踵骨関節面

舟状骨(後関節面)、踵骨中距骨関節面

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 距骨に付着する9つの靭帯を、前・後・内・外の4面に分けて以下に表にしてみたが、全てを挙げていない可能性もありうる。

前 面 前距腓靭帯
 距骨(距骨頚)⇔ 腓骨
(背側)距舟靭帯
 距骨(距骨頚)⇔ 舟状骨
後 面 後距腓靭帯
 距骨(距骨後突起)⇔ 腓骨
後距踵靭帯
 距骨(距骨後突起)⇔ 踵骨
内側面 三角靭帯

脛骨 ⇔ 距骨(距骨頚距骨後突起)、舟状骨踵骨

内側距踵靭帯
 距骨(距骨後突起)⇔ 踵骨
外側面 外側距踵靭帯
 距骨(距骨外側突起)⇔ 踵骨
前距踵靭帯
 距骨(距骨溝)⇔ 踵骨
骨間距踵靭帯
 距骨(距骨溝)⇔ 踵骨

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距骨への血液の供給が分かるイラストを掲載しているサイト-Ⅰ

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距骨への血液の供給に関して解説しているサイト