三角骨(足) (さんかくこつ、英:os trigonum)

 

 距骨距骨後突起はしばしば独立した骨として存在する。そのときに三角骨と呼ばれる。

 

Rauber-Kopsch解剖学」には以下のような解説が見られる。

「距骨の近位突起の(たいてい大きい方の)腓側結節が,あるいはこの結節の一部だけが,時おり体から分離して足根の1独立骨をなすことがある.これはかなり古くから知られたもので,v. BardelebenによってOs trigonum(三角骨)と名づけられた.Stieda(Anat. Anz., 4. Bd.,1889)によれば,この骨は成人で約6%に認められるという.(足立によれば日本人で約8%に認められる.)中間骨Intermediumに相当するものと考えられたが,そうでなくて近位突起じしんの突出した部分(Apophyse)が独立するにいたったものである(Hasselwander, Z. Morph. Anthrop.,18. Bd.,1914およびZ. Konst.,8. Bd.,1921. )」

 

【参考にしたサイト】

イラストや写真を掲載しているサイト(距骨上面)

イラストや写真を掲載しているサイト(距骨上面)

イラストや写真を掲載しているサイト(レントゲン画像-Ⅰ)

イラストや写真を掲載しているサイト(レントゲン画像-Ⅱ)