後面(腓骨) ( こうめん、英:posterior surface

 

 腓骨体が有する3つの面の一つで、後縁骨間縁に囲まれた面となる。

 

船戸和弥のホームページ」には以下のような解説が見られる。

「後縁と前内側にある骨間縁との間の面が後面である。後面で、腓骨頭内側部からおこり遠位1/3のところで骨間縁と合流する稜線が内側稜である。内側稜と骨間縁の間は後面の後内側上部にあたり、浅い溝状を呈する。後面の広い後外側部は内側稜と後縁の間にあり、遠位では外果上方の三角形の粗面にいたる。中央部に栄養孔が上方の三角形の粗面にいたる。中央部に栄養孔が上方から入っている。 」

「腓骨の後面は骨間膜の後にある下腿屈筋の深層の筋が起こるところを指す。骨間膜と内側稜にはさまれた上内方の小部は、後脛骨筋の起こるところで、内側に向くが、ここも後面の一部である。後方を向く縦に長い面からはヒラメ筋と長母指屈筋が起こる。 」

 

 また、「Wikipedia」では以下のような解説が見られる。

「The posterior surface is the space included between the postero-lateral and the postero-medial borders; it is continuous below with the triangular area above the articular surface of the lateral malleolus; it is directed backward above, backward and medialward at its middle, directly medialward below. Its upper third is rough, for the origin of the Soleus; its lower part presents a triangular surface, connected to the tibia by a strong interosseous ligament; the intervening part of the surface is covered by the fibers of origin of the Flexor hallucis longus. Near the middle of this surface is the nutrient foramen, which is directed downward.」

 

 
 
   
右脛骨・腓骨(横断面)
 
 
   

 

■ 付着するもの ■

筋 肉
1
tibialis posterior muscle
2
flexor hallucis longus muscle
3
soleus muscle

 

【参考になるサイト】

イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅰ

イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅱ

イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅲ