肋 骨 ( ろっこつ、英:rib )
「船戸和弥のHP」には「扁平長骨」という解説も見られる。
「肋骨」は骨質の肋硬骨と軟骨質の肋軟骨の総称となるが、狭義の意味では肋硬骨を肋骨とするため、多くの場合、「肋骨」というと肋硬骨のことを指すことが多いと思われる。
肋骨の対数は胸椎の数に一致する。
12対の肋骨の形態は、大きく典型的な肋骨の形状を表すもの(第3~第10)とそうでないもの(第1、第2、第11および第12)の2つに分けることができる。
肋骨の長さは、第1肋骨が最も短く、下方に行くにしたがってだんだんと長くなり第7肋骨で最長となる。そして、第8肋骨からはだんだんと短くなっていく。
【 走 行 】 「肋骨は後上方から前下方へ向かい、胸骨近くで角をなし、上方へ向かう。第一・第二肋骨では肋軟骨との境界部で、他の肋骨では肋軟骨部で曲がっている。」(船戸和弥のホームページ) 以下、各肋骨の特徴を簡単に記した一覧表となる。第1、第2、第11および第12肋骨に関しては詳細ページがあり、そちらでより詳しく解説をしている。
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か |
せ |
ろ |
ろ |
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き |
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ふ |
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さ |
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り |
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し |
ろ |
以下が肋骨に付着する筋となるが、その全てを挙げられていない可能性もある。
起始する筋肉群 |
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1 |
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2 |
全肋骨、外側面の下縁から下位の肋骨の外側面の上縁 |
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3 |
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4 |
(常在ではない) |
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5 |
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停止する筋肉群 |
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1 |
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2 |
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3 |
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4 |
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5 |
ここでは肋硬骨に付着するものと、肋軟骨に付着するものを分けて一覧にしてある。その全てを挙げられていない可能性もある。
(Ⅱ~Ⅹ)肋骨(肋骨頭稜)⇔ 胸椎(椎間円板) | |||
肋横突靭帯 |
肋骨(肋骨頚)⇔ 胸椎(横突起) | ||
肋骨(肋骨頚)⇔ 胸椎(横突起) | |||
その他 |
第1肋骨(上縁)⇔ 鎖骨(肋鎖靭帯圧痕) | ||
第12肋骨(肋骨体)⇔ 第1・第2腰椎(肋骨突起) | |||
肋軟骨(先端)⇔ 胸骨 | |||
肋軟骨(先端)⇔ 胸骨(肋骨切痕) | |||
その他 |
肋軟骨(第6・第7)⇔ 胸骨(剣状突起) |
第8胸椎・第8肋骨 |
第5胸椎~第8胸椎 |
胸骨柄周辺 |
胸骨(下部) |
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以下が肋骨が関係する関節となる。
1 |
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2 |
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3 |