ma Visual Anatomy 視覚解剖学
 

腰 椎 (ようつい、英:lumbar vertebrae

 

 以下は腰椎に関する簡単な解説になる。

  

 脊柱は以下の5種類の骨により構成され、腰椎は胸椎の下に位置する骨となる。

  

 

 それぞれの腰椎は、上部から番号が若い数字が付されている。最上部のものが第1腰椎、その下のものが第2腰椎、そして最下部のものが第5腰椎となる。  

 

 「日本人体解剖学 (上巻) 」には以下のような解説が見られる。

 「横突起に相当して、椎弓根の外側から横に突出する扁平な突起を肋骨突起 (costal process)といい、下位腰椎のものほど大きい。腰椎の肋骨突起は、元来この部の肋骨に相当するものである。」

 

 「船戸和弥のホームページ」では以下のように解説している。

 「腰椎の横突起は本来、この部の肋骨に相当するもので肋骨突起といい、本来の横突起上関節突起の外側から後方に向かう小さな隆起として残っており、乳頭突起とよぶ。また、肋骨突起の根部の後面には下方に向かう小突起があり、副突起というのが、これも本来の横突起の一部が変形したものである。」

 そして、「日本人体解剖学 (上巻) 」では以下のように解説している。

肋骨突起の根部の後面にある小さな棘状隆起を副突起という。副突起は本来の横突起が変形したもので、筋の付着点となる。また、乳頭突起の一部も横突起の変形したものと言われる。」

 ちなみに、以下は椎骨の典型的な形状となる。

 

 
 
 

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椎 体 (vertebral body) ■

椎骨の中で最も大きい。

・横幅は下位ほど広いが、厚さは第3または第4腰椎あたりが最も厚い。

横突起 (transverse process) ■

・他の椎骨横突起にあたる突起を肋骨突起という。そして、本来の横突起乳頭突起および副突起という名称で小さな隆起として残っている。

棘突起 (spinous process) ■

・短くかつ幅が広い四角柱状で、ほぼ水平に後方に突出している。

下関節突起 (articular process) ■

・垂直に上下方に突出している。

椎 孔 (vertebral foramen) ■

・三角形で胸椎のものよりも大きい。

   

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 以下が腰椎に付着する筋となるが、そのすべてを挙げられていない可能性もある。 また、筋によっては同じ腰椎から起始して腰椎に停止するというものもあるが、その場合には「起始とする筋肉群」に入れている。

起始とする筋肉群
1
6
2
7
3
8
4
9
5
10
     

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 以下、腰椎に付着する靭帯となるが、全てを挙げられていない可能性もある。

1
椎骨間

 後頭骨咽頭結節) ⇔ 仙骨(前面)・環椎の前結節へ付着

2
 同側の椎骨の横突起間に張る。
3
4
 椎弓板同士を結ぶ。
5
 椎骨棘突起の間に張る。
6
 棘突起の先端同士を結ぶ。
7
腰椎 - 腸骨
 第4及び第5腰椎の肋骨突起と腸骨稜を結ぶ。
   

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 腰椎は、腰椎同士の接合の他に第12胸椎ならびに仙骨と接合している。以下、腰椎が形成する関節および結合となる。

1
 椎骨下関節面) ⇔ 椎骨(上関節面
2
 椎体同士の椎間円板を介した結合
3
 第5腰椎 ⇔ 仙骨
 
 

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・Lumbar Spine Anatomy(5:31)