輪状気管靭帯 ( りんじょうきかんじんたい、英:cricotracheal ligament

 

 

・「輪状気管靱帯は輪状軟骨と第1気管軟骨との間を結ぶ弾性膜」(船戸和也のHP)

 

以下が喉頭部に見られる靭帯の一覧となる。 参考:日本人体解剖学(下巻)

1

 舌骨下面と甲状軟骨上縁の間に張る弾性繊維に富む結合組織性の膜  

 部位的:正中甲状舌骨靭帯外側甲状舌骨靭帯

2
 舌骨体の上縁から起こり喉頭蓋軟骨の舌骨面に付着する。
3
4
5
 輪状軟骨の下縁と気管軟骨を結ぶ。
6

輪状小角靭帯

(一般的な呼称ではない?)

 上下に3脚を有し、2脚は小角軟骨に、残りの1脚は輪状軟骨に付着

 上脚を小角咽頭靭帯、下脚を輪状咽頭靭帯という。 

7
 甲状軟骨の両板間の角の内面と披裂軟骨小丘との間に張る。 
8
 甲状軟骨の後面正中線の外側方と披裂軟骨底を結ぶ。

 

【 付着する骨 / 関節 】

【 イラスト 】

The cricotracheal ligament connects the cricoid cartilage with the first ring of the trachea.
It resembles the fibrous membrane which connects the cartilaginous rings of the trachea to each other.

 

【 語 句 】

・cricoid cartilage:輪状軟骨 ・trachea:気管 ・resemble:似ている 

 

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