下垂体窩(蝶形骨) ( かすいたいか、 英:hypophysial fossa ) 1 上面 頭蓋腔に面して頭蓋窩の中央部を構成している。 隣接:前部は篩骨(篩板)、後部は後頭骨(斜台)、側頭骨()? 以下は上面に見られるものとなる。 蝶形骨体の上面の中央部には陥凹があり、これをトルコ鞍と呼ぶ。そしてこのトルコ鞍の内部およびその周辺には以下のような部位が認められる。 下垂体窩、鞍結節、中床突起、(視神経)交叉溝、鞍背、後床突起、頚動脈溝、蝶形骨小舌 2 下面 咽頭の天蓋となる。 隣接:鋤骨(鋤骨翼) 3 前面 鼻腔に面する。 隣接:篩骨、前頭骨? 以下のものが見られる。 蝶形骨稜、蝶形骨吻、蝶形骨甲介(蝶形骨洞口) 4 後面 四角形の粗面 隣接:後頭骨(底部) 注意)このサイトではトルコ鞍の構成を以下のように考えている。 ただ、資料によってはトルコ鞍に隆起部を含めないものも見受けられ、その場合は トルコ鞍=下垂体窩 となる。 蝶形骨(上面) 右鼻腔(外側壁)断面 頭蓋窩 ■ 写真やイラストを掲載しているサイト ■ ・ イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅰ ・ イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅱ ・ イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅲ ・ イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅳ ・ イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅴ