頭蓋窩 (とうがいか、英:cranial fossa) 頭蓋底の内面の連続する脳の受け皿となる窪みのことで、前方より、前頭蓋窩、中頭蓋窩、そして後頭蓋窩と呼ばれている。後方ほどその深みは増してくる。 注意) 「頭蓋窩」という呼称だが、通常は「前・中・後」を付けて用いられることがほとんどで、単独ではあまり用いられないと思われる。事実、「日本人体解剖学 (上巻) 」の索引には見られないし、ネットで検索をかけてもヒットするのは「前・中・後」の文字が付いたものばかりである。ただ、「プロメテウス解剖学アトラス 頭頸部/神経解剖 第2版 」には「頭蓋窩」として解説が見られる。 各頭蓋窩 頭蓋骨(矢状断面) 頭蓋底内側面 頭蓋底内側面(色分け) 【イラスト/写真を掲載しているサイト】 ・イラスト及び写真を掲載しているサイト(正中断面の写真もあるので深さの比較ができる) ・骨標本と思われる写真を掲載しているサイトⅠ ・骨標本と思われる写真を掲載しているサイトⅡ ・骨標本と思われる写真を掲載しているサイトⅢ