絨 毛(小腸)( じゅうもう、英:villi ) ・概 要 ・上皮の構成 ・固有層の構成 ・参考となるサイト 【概 要】 ・十二指腸、空腸、回腸の小腸全体に分布している。 ・直径は「ChatGPT」によると0.1~0.2㎜ほど。 【部位による違い】 特 徴 1 十二指腸 比較的低く、密度もやや疎 2 空 腸 最も発達し、密度も高い 3 回 腸 やや低くなり、末端ではかなり短い 【上皮の構成】 【固有層の構成】 1. 結合組織(疎性結合組織) ・コラーゲン線維・弾性線維・線維芽細胞などから成り、上皮を支持する基盤の役割を担います。 ・多くの毛細血管・リンパ管が走行しています。 2. 血管・リンパ管 ・毛細血管網 : 吸収された栄養(主に糖・アミノ酸)を門脈へ運びます。 ・中心乳び管 : 脂質(キロミクロン)をリンパ系へ運びます。 3. 免疫系構造 リンパ球・形質細胞・マクロファージなどの免疫細胞が多数存在。 特に小腸では以下が見られます: 孤立リンパ小節 パイエル板:回腸に多いリンパ小節の集合体 4. 上皮のくぼみ(腸腺/リーベルキューン腺) 絨毛の間にあるくぼみで、実際には粘膜固有層内に深く陥入しています。 パネート細胞、杯細胞、幹細胞などが存在し、粘液分泌や上皮再生に関与します。 5. 滑平筋線維 独立した存在のものと、一部は粘膜筋板から絨毛内へ伸びる筋線維で、絨毛の動きを助けます。 ■ 写真やイラストを掲載しているサイト ■ ・ イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅰ ・ イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅱ ・ イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅲ ・ イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅳ ・ イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅴ