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・ はじめに
・ 概要
・ リンパ
・ リンパ管
毛細リンパ管、リンパ管、リンパ本幹
・ リンパ節
五十音別リンパ節一覧表、部位別リンパ節一覧表
・ 浅リンパ管と深リンパ管
・ 胸管と右リンパ本幹
胸管、右リンパ本幹
・ 関連語句
・ 一覧表 ( 部位別リンパ節一覧表、 五十音順別リンパ節一覧表 )
・ 使用イラスト
・ リンパ性器官 ( 胸腺、 脾臓 )
この項の作成状況 ・2011年 7月:全体の体裁を少し整えて仮アップ ・2025年11月:若干修正を行う
私たちの身体を構成する細胞の回りには組織液(または間質液)と呼ばれる液体が存在している。この組織液は血液の血漿成分が毛細血管からしみ出たもので、その多くはもとの毛細血管に戻っていくが、10%ほどの組織液はリンパ管に流れ込みリンパ(lymph)となってリンパ管の中を流れる。 このリンパの流れる経路を「リンパ系」と呼び、以下のような構成要素が挙げられる。
リンパ管の中を流れる液体をリンパ(ときにリンパ液と呼ばれることもある)と言い、以下のような特長がある。
リンパを通すリンパ管であるが、以下の3種類がある。
リンパ節はリンパ管のところどころに存在し、以下のような特長がある。
静脈と同じように、リンパ管にも皮下付近にある浅リンパ管と、より深層に存在している深リンパ管に区別することができる。また、それぞれは互いに連絡し合っている。
全身のリンパ管は、それぞれに存在しているリンパ節を通過した後に、左右の大きな幹に集まり静脈に注いでいる。右側の幹が右リンパ本幹(右胸管とも)、左側の幹が胸管である。 【 胸 管 (thoracic duct) 】
【右リンパ本幹】right lymphatic duct
リンパ管はところどころで密集して分岐吻合をし合うリンパ叢を形成する。 ⇒ 主なリンパ叢一覧
「日本人体解剖学 (下巻)
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