細胞外マトリックス( さいぼうがいまとりっくす、英:extracellular matrix ) ・皮膚であれば線維芽細胞が、骨であれば骨芽細胞、そして軟骨であれば軟骨細胞が細胞外マトリックスを産出する。 【構 成】 以下が主な細胞外マトリックスの構成要素となるが、部位によりコラーゲンの型が異なっていたり、構成比率が異なる。 1 コラーゲン 最も多く含まれる。タンパク質の一種で色々な型がある 2 エラスチン コラーゲンの次に多く含まれる。タンパク質の一種。 3 プロテオグリカン タンパク質に糖が結合した糖タンパク質の一種 4 ヒアルロン酸 多糖類(グリコサミノグリカン)の一種 5 フィブリン 血液凝固に関係するタンパク質の一種 【働 き】 ・生体の組織を支持している。 ・細胞の増殖、分化、形質発現の制御などに重要な役割を果たしている。 【参考にしたサイト】 ・ウィキペディア ・kotobank ・細胞外基質研究所の「細胞外基質講座」