プロテオグリカン( 英:proteoglycan )

 

概 要
・種 類

 

 

【概 要】

タンパク質の分類の図

 

代表的な

コアタンパク質

主な存在場所 コアタンパク質の分子量 糖鎖数 特徴的な形状・役割
1 アグリカン 軟骨、椎間板

約21〜25万

(巨大)

100本以上

(超多数)

「洗車ブラシ(試験管ブラシ)」のような形。強烈に保水して軟骨のクッションになる。
2 デコリン 皮膚、血管、腱

約4万

(小型)

わずか1本
コラーゲン線維の周りに巻き付き、肌のハリや組織の構造を綺麗に整える(デコレーションする)。
3 シンデカン 細胞の表面(膜)

約3〜4万

(中型)

数本
細胞膜を貫通して突き刺さっている。細胞の外からの情報をキャッチするアンテナになる。


【種 類】

ヒトの体内で遺伝子として正確に定義されているプロテオグリカンは、全部で43種類だが、実質的には

  クラス(分類)

種類数

主な役割と代表例

1

間質性

(細胞の外)

18種類

コラーゲンやヒアルロン酸の間を埋める、クッションや潤いの主役。(例:アグリカン、バーシカン、デコリンなど)

2

細胞膜結合型

(細胞の表面)

13種類

細胞の表面にアンテナのように突き刺さり、情報を受け取るセンサー。(例:シンデカン、グリピカンなど)

3

基底膜

(組織の土台)

11種類

組織の境界線(フィルター)を作り、細胞の接着を助ける。(例:パールカン、アグリンなど)
4

細胞内

(細胞の中)

1種類

白血球の一種(肥満細胞)の顆粒の中にだけ存在し、酵素の働きを制御する。(セルグリシンのみ)