小内臓神経(交感神経)( しょうないぞうしんけい、英:lesser splanchnic nerve ) ・概 要 ・走 行 ・参考となるサイト(日本人体解剖学、イラスト掲載サイト) 【概 要】 【走 行】 1. 第10・11 胸神経節から出る交感神経線維が合する。 ( この場合の交感神経線維は有髄性の節前線維(多極神経細胞) (「ChatGPT」によれば合した神経線維には内臓からくる感覚線維も見られるようだ。) 2. 合した神経線維は後縦隔を下行し、横隔膜腰椎部で中間脚と内側脚の間を通って腹腔内に入る。 (背側では椎体に沿って走行し、胸大動脈や奇静脈系の近くを通る。) (「通過点は、大内臓神経と類似するが、小内臓神経は少し下の高さを通る。(ChatGPT)」 3. 腹腔内に入った後は腹膜神経叢に合流し、おもに 上腸間膜神経節、さらに 大動脈腎神経節 に至ってシナプス結合する。 4. 神経節でシナプス結合し、節後線維となって腸や腎臓などの臓器へ分布する。 ・「 腎枝は、また最下内臓神経として交感神経幹から直接起始することがある。」(日本人体解剖学 (上巻)) 以下は胸部の交感神経幹からの枝を簡単に表した図となる。 【参考となるサイト】 「 日本人体解剖学 (上巻) 」では以下のように解説している。 「第10~第12胸神経節から起こり、胸椎の側面を走って前記の大内臓神経とともに、あるいはその少し外側で横隔膜を貫いて腹腔内に入り、一部は腹腔神経叢に達し、一部は腎枝として腎動脈を取り巻く腎神経叢に入る。腎枝は、また最下内臓神経として交感神経幹から直接起始することがある。 」 交感神経(胸部)・模型図 【参考になるサイト】 ・イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅰ ・イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅱ ・イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅲ ・イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅳ ・イラストや写真を掲載しているサイト-Ⅴ