軟骨膜( なんこつまく、英:Perichondrium )

 

概 要
構 造
働 き

 

 

【概 要】

・「厚みは一般的に約 0.1mm 〜 数百μm程度で、部位や年齢、運動負荷の程度によって大きく異なる。」(Gemini)

以下の軟骨では軟骨膜が存在しない。

1. 関節軟骨(硝子軟骨) : 摩擦が発生する部位では神経・血管が損傷を起こすため。

2. 骨端軟骨(硝子軟骨) : 成長期の子どもの骨にある「成長板」、いずれ骨化するため。

3. 線維軟骨(椎間板、半月板など) : もともと非常に強靭なコラーゲン線維(I型)が豊富で、周囲の骨や靭帯と直接移行しているため、独立した膜を持たない。

 

【構 造】

軟骨膜は以下の2層構造となる。

1

外 層

(線維層)

構成: 主にI型コラーゲン 膠原線維)の太い束と線維芽細胞

役割: 非常に頑丈で、外からの物理的な衝撃から軟骨組織を保護、血管や神経を豊富に通す。

2

内 層

(細胞層 / 軟骨形成層)

特徴: 軟骨のもとになる「軟骨前駆細胞(軟骨母細胞)」 が大量に存在

役割: 新しい軟骨細胞を生み出し、軟骨を外側への成長を促進(付加成長)。

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【働 き】

① 栄養と酸素の「供給基地」

軟骨本体(内部)には血管が一切ないため、軟骨膜の外層に通っている血管から軟骨内部に向かって「じわじわと染み出す(拡散する)」ように栄養や酸素を供給している。

② 軟骨の「再生・修復」

軟骨が微細なダメージを受けた際、軟骨膜の内層にある細胞が活性化して新しい軟骨基質を作り、傷を修復する。

 

 

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