間 膜 ( かんまく、英:; ligament?

 

間膜とは、一度腔壁を離れた

 

 間膜は

 

 ※上記の解説にあるように、「間膜」はそれぞれの臓器ごとに名称がつけられが、場合によっては、ligamentが用いられることもあるようだ。 例:子宮広間膜 (broad ligament of uterus)

 

  以下は「日本人体解剖学 (下巻) 」の「腹膜」の項の「間膜」の解説文となる。

「腹膜内臓器である空腸や回腸のように腹壁から離れて存在する臓器の場合には、壁側腹膜は腹壁から臓器の表面に達し、臓器の表面をおおったのち再び腹壁に返るため、往復2枚の腹膜は合して間膜と呼ばれる二重の膜をつくる。この中を血管、リンパ管、神経が通る。間膜はそれぞれの臓器に従い名称がつけられ、たとえば空腸と回腸では腸間膜、S状結腸ではS状結腸間膜という。 」

 

■ 種 類 ■

 以下が主な間膜になる。

1
腸間膜
 mesentury
2
横行結腸間膜
 transverse mesocolon
3
小網
 lesser omentum
4
虫垂間膜
 mesoappendix
5
S状結腸間膜
 sigmoid mesocolon
6
卵巣間膜
 mesovarium
7
卵管間膜
 mesosalpinx
8
後胃間膜(4部)

 dorsal mesogastrium

・大網 greater omentum

・胃結腸間膜 gastrocolic ligament 

・胃脾間膜 gastrosplenic ligament 

・胃横隔間膜 gastrophrenic ligament

9
肝鎌状間膜
 falciform ligament