蝶形骨( ちょうけいこつ、英:sphenoid bone )
以下に隣接する骨が蝶形骨のどこに接合しているのかを簡単に表してみたが、全てを挙げられているかどうかは不明。
以下のイラストでは、蝶形骨が他の骨と接する部分を赤で示したが、その示す範囲が若干正確性に欠ける可能性もある。
【 その他 】 「日本人体解剖学 (上巻) 」には以下のような解説が見られる。 「発生:蝶形骨は原始軟骨性頭蓋の脊索部および脊索前部から発生し、多数の骨化点から骨化し次第に癒合して胎生8ヶ月ころには4個の骨片となる。前方の骨片は脊索部に属し、その中央部を前蝶形骨といって蝶形骨体となる。その両側部は眼窩蝶形骨と言い小翼となる。後方の3個の骨片は脊索部に属し、その中央の骨片は頭底蝶形骨と言い蝶形骨前部とともに蝶形骨体をつくる。その左右の2個の骨片は翼蝶形骨といい、大翼および翼状突起となる。生後1年ころ体と癒着する。
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あ行 |
さ行 |
た行 |
は行 |
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か行 |
や行 |
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鋤骨衝突溝 | |||||||
さ行 |
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た行 |
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大口蓋溝 | な行 |
ら行 |
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【 鞍結節、あんけっせつ、英:tuberculum sellae 】
【下垂体窩、かすいたいか、英:hypophysial fossa】
【頚動脈溝、けいどうみゃくこう、英:carotid sulcus】
【口蓋骨鞘突管、こうがいこつしょうとつかん、英:palatovaginal canal】
【口蓋骨鞘突溝、こうがいこつしょうとつこう、英:palatovaginal groove】
【後床突起、こうしょうとっき、英:posterior clinoid process】
【硬膜眼窩孔、こうまくがんかこう、英:meningo-orbital foramen】
【 篩骨棘、しこつきょく、英:ethemoidal spine 】
【視神経孔、ししんけいこう、英:optic foramen】
= 視神経管
【(視神経)交叉溝、(ししんけい)こうさこう、英:sulcus chiasmatis】
【舟状窩、しゅうじょうか、英:scaphoid fossa】
【上眼窩裂、じょうがんかれつ、英:superior orbital fissure】
【鞘状突起、しょうじょうとっき、英:vaginal process】
⇒ 語句解説の「鞘状突起」を参照のこと
【鋤骨鞘突管、じょこつしょうとつかん、英:vomerovaginal canal】
⇒ 語句解説の「鋤骨鞘突管」を参照のこと。
【鋤骨衝突溝、じょこつしょうとつこう、英:vomerovaginal groove】
⇒ 語句解説の「鋤骨鞘突溝」を参照のこと。
【正円孔、せいえんこう、英:foramen rotundum】
【前床突起、ぜんしょうとっき、英:anterior clinoid process】
【側頭下稜、そくとうかりょう、英:infratemporal crest】
【大脳面、だいのうめん、英:cerebral surface】
【中床突起、ちゅうしょうとっき、英:middle clinoid process】
【蝶形骨棘、ちょうけいこつきょく、英:spine of sphenoid】
【蝶形骨甲介、ちょうけいこつこうかい、英:sphenoidal concha】
【蝶形骨小舌、ちょうけいこつしょうぜつ、英:lingula of sphenoid】
【蝶形骨洞、ちょうけいこつどう、英:sphenoidal sinus】
【蝶形骨洞中隔、ちょうけいこつどうちゅうかく、英:septum of sphenoidal sinus】
【蝶形骨洞口、ちょうけいこつどうこう、英:aperture of sphenoidal sinus】
【蝶形骨吻、ちょうけいこつふん、英:sphenoidal rostrum】
【蝶形骨隆起、ちょうけいこつりゅうき、英:jugum sphenoidale】
【蝶形骨稜、ちょうけいこつりょう、英:sphenoidal crest】
【蝶篩骨縫合、ちょうしこつほうごう、英:sphenoethmoidal suture】
【 トルコ鞍、とるこぐら/とるこあん、英:sella turcica 】
【ベサリウス孔、べさりうすこう、英:Vesalius foramen】
⇒「語句解説」の「ヴェサウリス孔」の解説を参照のこと。
【翼棘突起、よくきょくとっき、英:pterygospinous process】
【翼状突起、よくじょうとっき、英:pterygoid precess】
【 翼突窩、よくとつか、英:pterygoid fossa 】
【 翼突管、よくとつかん、 英 : pterygoid canal 】
【翼突鈎、よくとつこう、英:pterygoid hamulus】
【翼突鈎溝、よくとつこうこう、英:groove of pterygoid hamulus】
【翼突切痕、よくとつせっこん、英:pterygoid notch】
蝶形骨を起始とする筋肉の全てを拾えているかは定かでない。
起始とする筋肉群 |
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3 |
内・外側翼突筋 |
咽頭部の筋肉群 |
蝶形骨に付着する全ての靭帯を拾えているかは定かでない。
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顎関節付近(内側面) |
①「船戸和弥のホームページ」