グリコーゲン ( 英:glycogen、

 

 三大栄養素糖質(炭水化物)多糖類のうちの一つ。ブドウ糖(グルコース)が網目状に結合したもので、私たちの体の大切なエネルギー源となる。動物デンプンとか糖源とも言われる。

 


【もっと詳しく】
 多糖類の中でも単一の糖(ブドウ糖)のみの結合によるものなので、ホモ多糖類(ホモグリカン)とも呼ばれている。植物に存在するデンプンブドウ糖によるホモ多糖類だが、デンプンよりも構造上さらに枝分かれが細かい。


【グリコーゲンの合成・分解】
■合成■
食事により摂取されたブドウ糖の一部は、肝臓でグリコーゲンの形で貯蔵される。残りは血液を運搬役とし体の隅々に運ばれ、筋肉に取り込まれグリコーゲンというエネルギー源に変換される。なお、肝臓で合成されたグリコーゲンの方が骨格筋のものより分子量が数倍大きい。

 


■分解■
運動時には筋肉中のグリコーゲンがエネルギー源として利用されるが、その貯蓄量はわずかなので、血液中のブドウ糖を取り入れてグリコーゲンにしようとする作用が働く。すると血中のブドウ糖の濃度が下がり、今度は肝臓のグリコーゲンを分解してブドウ糖にし、血液中のブドウ糖の濃度を正常にしようと働く。それでもエネルギーが不足する場合は、脂肪がそのエネルギー源となる。
(その調整)
骨格筋や肝臓におけるグリコーゲン合成、分解は以下の臓器から出るホルモンによって調整されている。
甲状腺:チロキシン  すい臓:グルカゴン、インスリン  副腎:アドレナリン

 


【グリコーゲンの体内貯蔵量】
ブドウ糖も含めた形にはなるが、以下がおおよその貯蔵量
血液、体液中:10g~20g
骨 格 筋 :250g~350g
肝  臓 :70g~110g