ホルモン( 英:hormone )

 

概 要
分 類
一覧表

 

 

  

【働 き】

以下は「ウィキペディア」の解説文となる。

「ホルモンが伝える情報は生体中の機能を発現させ、恒常性を維持するなど、生物の正常な状態を支え、

都合よい状態にする重要な役割を果たす。ただし、ホルモンの作用については未だわかっていない事が多い。」

 

ホルモンは化学構造によって以下の4つに分類ができる。 ※参考:ウィキペディア

1

蛋白質ホルモン

(単純ペプチド、糖蛋白質)

・インヒビン

・副甲状腺ホルモン(PTH)

・カルシトニン

・甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TRH)

・甲状腺刺激ホルモン(TSH)

・バソプレッシン(抗利尿ホルモン)(ADH)

・副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)

・副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)

・性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)

・性腺刺激ホルモン

黄体形成ホルモン(LH)、卵胞刺激ホルモン(FSH) 、絨毛性ゴナドトロピンプロラクチン(PRL) )

・メラトニン

・オキシトシン

・インスリン

・グルカゴン

・ソマトスタチン

・膵臓ポリペプチド

・成長ホルモン放出ホルモン

・成長ホルモン

2

・甲状腺ホルモンチロキシン(サイロキシン) )

・副腎髄質ホルモン(アドレナリンノルアドレナリン

3
ステロイドホルモン

・男性ホルモンアンドロゲンテストステロン

・女性ホルモンエストロゲン(卵胞ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)

・鉱質コルチコイドアルドステロン

・糖質コルチコイドコルチゾール

 

【ホルモンの一覧表】

全てのホルモン名が挙げられているかどうかは不明。

内分泌腺

名   称

 

備   考 (働き等)

視床下部

脳下垂体前葉・中葉ホルモンの放出因子または抑制因子

 

 脳下垂体前葉または中葉ホルモンの分泌の促進及び抑制

脳下垂体

前葉

成長ホルモン

ペプ

 成長促進(タンパク質の合成促進、骨、筋肉、内臓の成長促進)

甲状腺刺激ホルモン

 

 チロキシン(甲状腺ホルモン)の分泌促進

副腎皮質刺激ホルモン

 

 糖質コルチコイドの分泌促進

性殖腺刺激ホルモン

ろ胞刺激ホルモン

 

 ろ胞ホルモンの分泌促進。卵巣、精巣の成熟促進

黄体形成ホルモン

 

 排卵の誘発、黄体の形成、男性ホルモンの分泌促進

プロラクチン (黄体刺激ホルモン)

 

 黄体ホルモンの分泌促進。乳腺の発達促進、泌乳。

中葉

インテルメジン (色素胞刺激ホルモン)

 

 メラニンの合成

後葉

バソプレシン (抗利尿ホルモン)

ペプ

 腎細管での水分の再吸収促進。毛細血管、小動脈の収縮。

オキシトシン (子宮収縮ホルモン)

ペプ

 子宮筋の収縮。柔汁の排出促進。

甲状腺

チロキシン (甲状腺ホルモン)

 

 代謝の促進

副甲状腺

パラトルモン (副甲状腺ホルモン)

 

 骨に作用してカルシウムイオンの血液中への放出の促進

副腎

髄質

アドレナリン

 

 神経節や脳神経系における神経伝達物質でもある。

皮質

糖質コルチコイド

 

 ステロイドホルモンの一種。肝臓でタンパク質の糖化を促進。

鉱質コルチコイド

 

 ステロイドホルモンの一種。ナトリウムイオンやカリウムイオンの濃度調節

膵臓

β細胞

インシュリン

ペプ

 糖質(炭水化物)の代謝の調節。血糖値を低下させる。

α細胞

グルカゴン

ペプ

 血糖値の上昇作用(肝臓、骨格筋グリコーゲンを糖化)

性殖腺

精巣

テストステロン
(男性ホルモン)

 

 95%が精巣、5%が副腎で合成。女性も男性の5~10%は分泌。

卵巣

エストロゲン
(女性ホルモン、ろ胞ホルモン)

 

 「女性らしさ」を形成する。男性も分泌(更年期の女性程度)。

プロゲステロン
(女性ホルモン、黄体ホルモン)

 

 妊娠の準備及び維持