セレン ( 英:selenium )

 

 五大栄養素ミネラルのうちの一つ。

 

【もっと詳しく】
セレノシステインとしてタンパク質に組み込まれ、主にセレノプロテインとして働く。体重1kgあたり約0.17mg
含まれていると言われ、推定平均必要量25(30)μg、推奨量が30(25)μg、上限量が450(350)μg。
※ カッコ内は女性。

 

【セレンの主な働き】
ビタミンEの生理作用との共通点が多い。
1. 抗酸化作用
ビタミンEの50~100倍の抗酸化作用があり、組織細胞の酸化を防ぐ。
2. 抗ガン化作用
染色体の切断を予防し、ガンや先天性異常の予防に関与している。
3. 肝臓の解毒作用の促進
4. 心臓発作防止 

 

【セレンを多く含む食品】
穀物、肉類、卵黄、牛乳、にんにく、海産物など。