ビタミンC ( 英:vitamin C )

 

 五大栄養素ビタミンのうちの一つ。水溶性ビタミン

 

【もっと詳しく】
ビタミンCと聞くと果物を思い出しごく一般的に使用されているが、科学名アスコルビン酸と言い、モルモ
ットや人間を含む霊長類の一部は体内で合成できないため食物から摂取する必要がある。
水溶性なので余剰分は尿から排泄されるが、大量に摂取すると下痢を起こす可能性がある。また、「過剰
なビタミンCの摂取は発がん性と催奇形性が疑われる」という報告もされている。

 

【ビタミンCの主な働き】
1. 細胞のガン化の抑制
ビタミンEセレンと同様に、初期段階の発ガン誘発物質に対抗する。
2. 抗ストレス作用
ストレスがかかると、副腎皮質から抗ストレスホルモンが分泌されるが、ビタミンCはその分泌に必
要となる。
3. 感染症の予防
風邪やインフルエンザなどの感染症を予防する。
4. コラーゲンの代謝促進
コラーゲンの代謝を促進することによって、その存在の多い皮膚や骨を丈夫にする。

 

【ビタミンCを多く含む食品】
柑橘類(レモン、オレンジ、グレープフルーツなど)、その他の果物(アセロラ、 キウイフルーツ、イチゴなど)
芽キャベツ、ブロッコリー、ほうれん草など。