視覚解剖学 Visual Anatomy

 

 

以下は以下は「日本人体解剖学」を参考にして作成した内喉頭筋の簡単な一覧となる。

 

以下は「日本人体解剖学」の解説文となる。

「（輪状軟骨）板の後面の板窩から起こり、斜め上外側に向かい披裂軟骨の筋突起に停止する。筋突起を後方に引き声門を広げて声帯を緊張させる。この筋線維の一部が、輪状軟骨の下縁から外側方に向かい、甲状軟骨下角につくことがある。これを下角輪状筋という。また、筋線維の一部が甲状軟骨下角から披裂軟骨筋突起に至る。これを下角披裂筋という。臨床では後輪状披裂筋を後筋 posticus と呼ぶ。」

 

また、「船戸和也のHP」では以下のように解説している。

「後輪状披裂筋は輪状軟骨板の後面から披裂軟骨筋突起へ上外側方向に走って披裂軟骨の筋突起に付く。臨床的に後筋といわれる。輪状軟骨板の後面から披裂軟骨筋突起へ上外側方向に走る。神経支配は反回神経。作用は披裂軟骨の筋突起を後方にひき、軟骨を外方に外転する。この回転によって、声帯突起は外方に回転し、左右の声帯靱帯は離れて声門裂は開く。すなわち声門開大筋である。」

 

　　　　　　　　　

【 起 始 】： 輪状軟骨板の後面の板窩　　　　　　

【 停 止 】： 披裂軟骨の筋突起　

 

「筋突起を後方に引き声門を広げて声帯を緊張させる。 」　（ 日本人体解剖学 ）

「披裂軟骨の筋突起を後方にひき、軟骨を外方に外転する。この回転によって、声帯突起は外方に回転し、左右の声帯靱帯は離れて声門裂は開く。すなわち声門開大筋である。」（船戸和也のHP）

 

　・ 神 経 ： 下喉頭神経（＝反回神経、迷走神経の枝）　

　・ 脈 管 ：　

　The posterior cricoarytenoid muscles are small, paired intrinsic muscles of the larynx that extend between cricoid cartilage to the arytenoid cartilages in the larynx.

【Origin and Insertion】
　The posterior cricoarytenoid originates from the posterior surface of the posterior quadrate lamina of the cricoid cartilage. It inserts onto the posterior surface of the muscular process of the arytenoid cartilage.
【Nerve supply】
　The posterior cricoarytenoid muscles are innervated by the recurrent laryngeal nerve, a branch of the vagus nerve (CN X).

　The posterior cricoarytenoid muscles are the only muscles to open the vocal cords. By rotating the arytenoid cartilages laterally, these muscles abduct the vocal cords and thereby open the rima glottidis. :9 Their action opposes the lateral cricoarytenoid muscles.

 

【 語 句 】

・intrinsic：固有の　・larynx：喉頭　・cricoid cartilage：輪状軟骨　・arytenoid cartilage：披裂軟骨　・lamina：薄板　・muscular process：筋突起　・recurrent laryngeal nerve：反回神経　・vegus nerve：迷走神経　・vocal cords：声帯　・abduct：外転させる　・rima glottidis：声門裂　・lateral cricoarytenoid muscles：外側輪状披裂筋　

 

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