■ 体幹に垂直な参照線 ■

※「参照線」とは「プロメテウス解剖学アトラス 頭部/神経解剖 」で用いられている呼称。

1
前正中線
 胸骨の中心を通る線
2

胸骨線

sternal line
 胸骨縁に沿う線
3
胸骨傍線
 胸骨線と鎖骨中線の中間を通る線
4
鎖骨中線
 鎖骨の中点を通る線
5
前腋窩線
 前腋窩ヒダ(大胸筋)の位置にある線
6
(中)腋窩線
 前腋窩線と後腋窩線の中間を通る線
7
後腋窩線
 後腋窩ヒダ(広背筋)の位置にある線
8
後正中線
 椎骨棘突起を通る線
9
脊柱傍線
 椎骨横突起の位置にある線
10
肩甲線
 肩甲骨下角を通る線

 

 

 

■ 腹腔を通る標準的な水平面 ■

1
幽門平面
 恥骨結節の上縁と胸骨柄の上端の中間点を通る平面
2
肋骨下平面
subcostal plane
 肋骨縁の最下部を通る平面
3
稜上平面
supracrestal plane
 腸骨稜の最上部を通る平面
4
結節間平面
 腸骨結節の高さを通る平面
5
棘間平面
 上前腸骨棘の高さを通る平面

 

   

 

 ■ 後面の目印(頚椎の棘突起)■ ※「プロメテウス解剖学アトラス 頭部/神経解剖 」を参考に作成

1
 第7頚椎(隆椎)の棘突起
 首の付け根の突出した部分で、容易に視認と触知が可能
2
 第3胸椎の棘突起
 左右の肩甲棘をつなぐ線の高さ
3
 第7胸椎の棘突起
 左右の下角をつなぐ線の高さ
4
 第12胸椎の棘突起
 第12肋骨のすぐ下にある
5
 第4腰椎の棘突起
 左右の腸骨稜の最も高い部分をつなぐ線の高さ
6

 正中仙骨稜

(癒合前の第2仙椎の棘突起)

 左右の上後腸骨棘をつなぐ線の高さ