タンパク質とRNA(リボ核酸)の複合体
大小の2つのサブユニットからなり、合わせると50種類以上のタンパク質と少なくても3種類のリボ核酸から構成される。(下のイラストは一例)
それぞれ大小のサブユニットは遠心力をかけたときの沈降速度によって名づけられている。単位はスベドベリ(Svedberg/S)で、数字が大きいほど沈降速度が速いことを意味する。遠心力をかけるとそれぞれのユニットは分離され、沈降速度が異なる。大のサブユニットが60Sで、小の方が40Sとなる。両方合わせると「60+40」で「100」となりそうだが、両方合わせると形態が大きくなり沈降速度は遅くなる。数値的には「80」となり「80Sリボソーム」ということになる。
ミトコンドリアのリボソーム:大50+小30⇒合計70Sリボソーム |