内臓神経( ないぞうしんけい、英:vesceral nerves )

 

概 要
内臓神経起始部の構造
種 類
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【概 要】

【起始部の構造】

・内臓細胞を構成する交感神経の遠心性神経線維の細胞体(多極性神経細胞)は脊髄の灰白質内(白質との境界ぎりぎり)に位置する。

 (AIによると1か所の側角に存在する細胞体は部位によって異なるが、およそ数百~数千とのこと)

・そこから軸索(遠心性神経線維)が「 前 根 ⇒ 脊髄神経 ⇒ 白交通枝 」の順番で走行していく。

・一方、遠心性神経線維に伴走していた求心性神経線維は後根神経節を通過して後根に入る。

・そして後角から脊髄に入った部位でシナプスをし、一次ニューロンとなって白質を上行する。

【種 類】

内臓神経は存在する部位により胸部、腰部、骨盤部の3つに分けることができる。

  

 
名 称
起 始
交感神経幹神経節
神経節
線維の種類
シナプス部位
主な分布先
1 大内臓神経 T5–T9 側角 胸部交感神経節 通 過 交感神経節前線維(主体)
+内臓求心性線維
腹腔神経節
胃・肝・脾・膵・小腸近位部
2 小内臓神経 T10–T11 側角
上腸間膜神経節
小腸・結腸近位部
3 最下内臓神経 T12 側角
腎神経節など
腎・副腎
4 腰内臓神経 L1–L2 側角 腰部交感神経節
下腸間膜神経節・骨盤神経叢
結腸遠位部・骨盤内臓器
5 骨盤内臓神経 S2-S5 側角 副交感神経線維のため関係なし 副交感神経線維交感神経節前線維(主体)
+内臓求心性線維
標的臓器の近く、または臓器壁内神経節
直腸遠位部、膀胱、生殖器、下部消化管