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・糖類は炭水化物になるので「ブドウ糖は最も構造の簡単な炭水化物(三大栄養素の一つ)」ということになる。
【名称の由来】
「ウィキペディア」には次のような解説が見られる。
「熟したブドウの果汁に多く含まれていたから」、「化学式の形状がブドウの房に似ていたから」などの説がある。
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【もっと詳しく】
自然界にもっとも多く存在し、果実やハチミツなどに多く含まれる。脳にとっての唯一のエネルギー源と
なる。通常は白色の粉末で、水に溶けやすく甘みがある。
【脳とブドウ糖】
脳の活動の唯一のエネルギー源がブドウ糖。脳は安静にしていても1時間に5g、1日にして120gのブド
ウ糖を消費するが、少量しかブドウ糖を蓄積することができないので常にエネルギーを補給しなければ
ならない。
血液の流れによってブドウ糖を補給するが、脳に安定供給するにはブドウ糖の血中濃度を0.1%に保つ
必要があり、1日に必要な量は約150g(~180g)と言われている。
【ブドウ糖の吸収】
食事から摂取されたデンプンは唾液に含まれるアミラーゼという酵素の働きでブドウ糖まで分解され小
腸から吸収される。その一部はエネルギーとして利用されるが、使い切れず 余ったものはグリコーゲン
として肝臓や骨格筋に蓄えられ、ブドウ糖の血中濃度が常に0.1%に保たれるように、「グリコーゲンから
ブドウ糖」「ブドウ糖からグリコーゲン」というように出し入れしてコントロールしている。
【ブドウ糖を多く含む食品】
ブドウ糖を多く含む食品は「糖質(炭水化物)を多く含む食品」と考えてほぼ間違いない。
以下に「ウィキペディア」に掲載されている単糖の一覧表となる。