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解剖学-筋系-単一筋肉解説

母指内転筋(足)の起始・停止の比較

 

■ 起 始 ■

 

日本人体解剖学

Rauber-Kopsch解剖学

斜 頭

立方骨
外側楔状骨
長足底靭帯
・第2〜第4中足骨

立方骨
外側楔状骨
・深靱帯
・第2〜4中足骨

立方骨

長足底靭帯

外側楔状骨の尖ったところ

・第2および第3中足骨の底

横 頭

・第3〜第5中足指節関節包
・第3〜第5中足骨

第3および第4(H. Virchowによればときには第2と第5も)中足指節関節の関節包の足底がわの壁

 

■ 停 始 ■

日本人体解剖学

Rauber-Kopsch解剖学

・第1中足骨頭の外側種子骨

・母指基節骨の底

これら2頭の総停止腱は外側種子骨を介して中足指節関節包および母趾基節骨に付く。母趾内転筋は長趾屈筋と短趾屈筋の腱によってほとんど完全におおわれている。母趾の筋を容れる部にあるのは停止と斜頭内側縁部にすぎない。

両頭は短母指屈筋の腓測頭といっしょになって母指の腓側種子骨ならびにその基節骨の底に終っている