ma Visual Anatomy 視覚解剖学
 

立方骨 (りっぽうこつ、英:cuboid

 

 

 

・立方骨は7つある足根骨の1つで、遠位足根骨の最も外側に位置する骨である。

  

・「船戸和弥のホームページ」には以下のような解説が見られる。

「内側縁が外側縁より長く、背面が背外側に向いた立方形をしている。外側楔状骨の外側にあって上面が外方に傾いた立方状である。」

・外側面から下面にかけて長腓骨筋の腱が通る長腓骨筋腱溝があり、その溝の後方にある隆起が立方骨粗面となる。

イラスト解説

右足(背側面)
右足(底側面)
右足(外側面)
右足(背側面・分割)

右足、足根骨(前面)
右足、遠位足根骨+中足骨(後面)
右立方骨(底面) 右立方骨(内側面)
       
     
右足(断面)
     

 

1
groove for tendon of peroneus longus muscle
2
tuberosity of cuboid
3
calcaneal process of cuboid

 

 立方骨は以下の5つの骨と接し関節を形成している。

1

第4・第5

足根中足関節

2
3
4
5

踵立方関節

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 以下に立方骨に関係する靭帯を一覧にしたが、不足する可能性もありうる。

1

立方骨 - (第4・第5) 中足骨

2
3
立方骨 - 外側楔状骨
4
5
6
立方骨 - 舟状骨
7
8
立方骨 - 踵 骨
9
10

踵立方靭帯

二分靭帯の一つ)

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 以下が立方骨に付着する筋となる。

起始とする筋肉群
停止とする筋肉群
1
1

 

 

 

 

・筋肉ではないが、長足底靭帯の深層の線維が立方骨粗面に付着している。