背側中足靭帯 (はいそくちゅうそくじんたい、英:dorsal metatarsal ligaments

 

 足の中足の関節に付属する靭帯のうち中足間関節に関する靭帯である。

 

 

日本人体解剖学 (上巻) 」では以下のように簡単に解説をしている。

「第2・第3中足骨、第3・第4中足骨、第4・第5中足骨の背側面を、それぞれ横走する。 」

 

 そして、以下が「船戸和弥のホームページ」と「Wikipedia」の解説文となる。

「背側中足靱帯は各中足骨底の背面を横に結ぶ。」

「A series of transverse ligaments that pass from the dorsal surface of one metatarsal bone to the dorsal surface of the adjacent metatarsal bone. They are situated near the proximal end of the bones.」

 

日本人体解剖学 (上巻) 」では、以下の「付着する骨 / 関節 」でも記したように、第1中足骨と第2中足骨との間には背側中足靭帯は存在しないような記述になっているが、他の資料では「各中足骨の骨底を結ぶ」との説明で特にそのようには見受けられない。実際に「プロメテウス解剖学アトラス:解剖学総論/運動器系」に掲載されているイラスト(P409)では、第1中足骨と第2中足骨の間に張っている靭帯も背側中足靭帯に含めている。いわゆる「中足間関節」に張る靭帯と言うことであれば、第1と第2中足骨は関節の関係にはないので、「日本人体解剖学 (上巻) 」の解説で納得ができるが…。

 

【 付着する骨 / 関節 】

 

 

【 他の参考となるサイト 】

イラストを掲載しているサイトⅠ

イラストを掲載しているサイトⅡ

イラストを掲載しているサイトⅢ