私たちの身体の多くを構成する筋(肉)にはいくつかの分類方法がある。

 筋を以下の3つに分類する方法が最も一般的な分類方法と思われる。

  

 筋を、骨格に付着するか、それとも骨格には付着せず内臓を構成しているかの2種類に分類する方法。

  

 【 注 意 】 資料によっては、内臓筋を「 内臓を構成する平滑筋 」と説明しているものもあるが、そうすると心筋は含まれないことになる。心筋横紋筋だが骨格筋ではなく、それを考慮すると内臓筋に分類される。また、現時点では「三省堂 大辞林」の解説にある「食道の上部」というのがどこを指しているのかは不明となる。

 筋線維を顕微鏡で見たときに、横紋という縦じまの有無による分類方法。

  

 「 コントロールによる分類 」というタイトルが正しいかどうかは分からないのだが、いわゆる自分の意志で動かすことができるか、それともできないのかによる分類方法。