内側楔状骨 (ないそくけつじょうこつ、英:medial cuneiform)
・内側楔状骨は7つある足根骨の1つで、3つある楔状骨の中で最も内側に位置する最大の骨である。第1楔状骨とも。
・「日本人体解剖学 (上巻) 」には以下のような解説が見られる。 「これを前方から見ると、背側方に尖端を向けた三角形を呈する。内側には下方に凹凸の隆起があり、楔状骨粗面という。」 ・また、「Rauber-Kopsch解剖学」の解説は以下になる。 「楔の刃の方は鈍くて足背に向き,楔の背は粗面をなして足底に面している.脛側面は凸面をなすが,前脛骨筋の腱のための斜め下方に向う溝がある.腓側面はくぼんでおり,背側縁と近位縁とに舌のような形の関節面をもっている.両端面のうち近位端の関節面の方が小さくて舟状骨と接し,遠位端の関節面は第1中足骨の底と接している.」
内側楔状骨は4つの骨と接し関節を形成している。
・※:骨間楔中足靭帯は「内側楔状骨 ⇔ 第2中足骨」に張る靭帯となる。 |
内側楔状骨に筋肉が付着するのは足底面のみとなる。
起始とする筋肉群 |
停止とする筋肉群 |
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