概要
不動性の関節
  線維性の連結  ・軟骨性の連結  ・骨結合
可動性の関節

 

 

 

以下は「日本人体解剖学」の解説文となる。

「全身に存在する約200個の骨は、隣接する2個あるいは数個の骨同士が連結して関節(広義)をつくる。関節は隣接する2個の骨の間に介在する物質(組織)の種類によっていくつかに分類されるが、運動性により不動性の関節と可動性の関節の2つに大きく分けられる。 」

 

 全く動かない、または動かせてもほんのわずかな可動域である不動性の関節は、骨と骨の結合の仕方によって「線維性の連結」「軟骨性の結合」、そして「骨結合」の3つに分けれれる。

  

 

■ 線維性の連結 (fibrous joint) ■

< 靭帯結合 :syndesmosis >

2個の骨間が靭帯あるいは膜状の結合組織によって結合されるもの。

骨間靭帯による結合例

 

鎖骨間靭帯

(鎖骨間靭帯結合?)

前脛腓靭帯

(脛腓靭帯結合)

後脛腓靭帯

(脛腓靭帯結合)

 

 

骨間膜による結合例

 

前腕骨間膜

 

 ネットなどで「骨間膜」で検索をかけると、ヒットする件数もほんの数件でその全てが「骨間膜=前腕骨間膜、下腿骨間膜」になっている。「環椎と後頭骨」の間に張る前環椎後頭膜後環椎後頭膜、そして「環椎軸椎」の間に張る前環軸膜後環軸膜は「骨間膜」には含めないのだろうか?

 

< 縫 合 : suture>

 頭蓋骨を構成する骨同士の僅かな結合組織による結合方法

 

 

 

< 釘 植gomphosis >

「ていしょく」と読む。歯根と歯槽の釘がはまり込んだような僅かな結合組織線維による連結のこと。

 ⇒ イラストを掲載しているサイト①

 ⇒ イラストを掲載しているサイト②

 ⇒ イラストを掲載しているサイト③

 ⇒ イラストを掲載しているサイト④

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軟骨性の連結 (cartilaginous joint) ■

 2つの骨が軟骨を介して結合するもので以下の2種類に区別される。

 

 
恥骨結合・椎間円板
肋軟骨
新生児の寛骨
成長期の骨
 

 

骨結合 (osseous joint) ■

 もともとは軟骨によって結合されていたものが、成長するに従って軟骨が骨化したもの。代表的なものに寛骨、仙骨、尾骨がある。

 
寛骨
仙骨
尾骨
 

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