指節間関節 (しせつかんかんせつ、英:interphalangeal joints

 

 手または足の関節の一つで、指節骨間にできる関節のこと。足の場合は趾節間関節と表記することもある。IP関節とも。

  

  

 第2指から第5指までは1つの指につきそれぞれ2つの指節間関節があり、近位のもの(基節骨頭と中節骨底にできるもの)を近位指節間関節(PIP関節)といい、遠位のもの(中節骨頭と末節骨底にできるもの)を遠位指節間関節(DIP関節)という。母指には指節骨が2つしかないため(基節骨と末節骨)、遠位、近位の区別はない。

 

1
第2~第5指
近位指節間関節
基節骨頭 ⇔ 中節骨底
片手/足に4
遠位指節間関節
中節骨頭 ⇔ 末節骨底
片手/足に4
2
母 指
基節骨頭 ⇔ 末節骨底
片手/足に1

 

 

 

 
   
右手・掌側面
右足・足底面
 
   

 

【 構成する骨 】

 

【 種 類 】

 もっとも典型的な蝶番関節

 

 

【 関連する靭帯 】

1
 collateral ligaments
2
 palmar ligaments