手と足の指の部分に相当する骨のこと。手も足も、それぞれ片方14個ずつある。足の方を、手と区別する意味で「趾節骨」と書き表す場合もある。 =指骨
【もっと詳しく】
手や足の指を構成する細長い骨(長骨)を指節骨といい、指の先端(遠位端)から末節骨、中節骨、基節骨と呼ばれている。それぞれの片手、片足には14本の指節骨が存在することになる。
※親指には中節骨がない。
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手/足 |
末節骨 |
中節骨 |
基節骨 |
数 |
合 計 |
片 側 |
第1指(母指) |
● |
× |
● |
2 |
14 |
第2指 |
● |
● |
● |
3 |
第3指 |
● |
● |
● |
3 |
第4指 |
● |
● |
● |
3 |
第5指(小指) |
● |
● |
● |
3 |
また、指節骨と指節骨の間の関節を指節間(IP)関節といい、第1関節を遠位指節間(DIP) 関節、第2関節を近位指節間(PIP)関節と呼んでいる。 親指の場合はDIP、PIPの区別はなく、単に母指指節間(IP)関節と読んでいる。
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