矢状縫合 (しじょうほうごう、英:sagittal suture

 

 

 頭蓋冠に見られる縫合の一つで、正中矢状面において左右の頭頂骨を接合させる縫合。

 

「ウィキまとめ」と言うサイトには以下のような解説が見られるが、「矢状縫合は加齢とともに骨結合化して閉鎖し消失する」という説明は他の資料には見られないので、その正確性は定かではない

「頭蓋冠における主要縫合の一つである.左右の頭頂骨を連結し,正中矢状面上を前後に走る.矢状縫合の前端をブレグマbregma,後端をラムダといい,ともに重要な頭蓋計測点である.新生児~乳幼児期には,ブレグマに大泉門,ラムダに小泉門が開いている.大泉門閉鎖後も前頭縫合が残っていれば,矢状および前頭縫合はブレグマにおいて冠状縫合*と直交していわゆる十字頭蓋となる.矢状縫合は加齢とともに骨結合化して閉鎖し消失する.」