正中径(骨盤) ( せいちゅうけい、英:medial diameter )

 

日本人体解剖学 (下巻) 」には「正中径」に関する詳しい解説は見られないが、索引で「正中径」を見ると、「骨盤腔の峡部」、「骨盤腔の広部」、そして「骨盤上口」とあり、英訳としては「medial diameter」となっている。

 また、「船戸和弥のホームページ」だが、やはり「正中径」のことを解説した文章は見つからなかったが、真結合線の解説文に以下のような文章が見られる。(一部抜粋)

・真結合線は恥骨結合の後面と岬角を結ぶ最短距離で、骨盤腔の正中径の中で最も狭い。

・対角結合線:岬角と恥骨下縁を結ぶ正中径

・外結合線:恥骨結合上縁と第5腰椎棘突起先端を結ぶ正中径

 

 上記のことから次のことが言えると思われる。

      

 その主なものが以下となる。

anatomical conjugate
gynecological conjugate
diagonal conjugate
external conjugate
骨盤腔広部の正中径
median diameter of wide part of pelvic cavity ?
骨盤腔狭部の正中径
median diameter of narrow part of pelvic cavity ?
骨盤下口の縦径
longitudinal diameter of pelvic outlet