私たちの身体のそれぞれの細胞内にある器官(細胞小器官)の一つで、細胞内のタンパク質のプロセシング(変化、修飾)を行い、その輸送を担っている。 ゴルジ装置(golgi apparatus)、ゴルジ複合体(golgi complex)とも。
【もっと詳しく】※以下、「ウィキペディア」を参考に作成
< 形 態 >
中が空洞になった直径0.5マイクロメートル程度の円板状の構造のゴルジ扁平嚢が、5、6枚、時には数十枚積み重なった構造をしている。嚢同士の間隔はおよそ20~30ナノメートルほど。
(1マイクロメートル=1000分の1㎜、1ナノメートル=100万分の1㎜)
< 数 >
さて、複数のサイトを参考にしたが、「数」に言及しているサイトは一つもない。どうも、ゴルジ体は「生まれては消える」を繰り返しているようである。それが細胞内のある任意の1か所なのか、それとも同時に複数ヶ所なのかは不明である。以下は参考にしたサイト「ゴルジ体をめぐる大論争に決着」からの抜粋文になる。
「細胞内のある場所にシスの酵素が現れ、メディアルやトランスの酵素が加わってせめぎ合い、やがてトランスの酵素一色となり消えていく。一つの槽がこのように変化することを、動画は鮮やかに映し出していた。(途中略)最近、ゴルジ体以外の細胞小器官も生まれては消えているという報告が出始めました。」
< 存在場所 >
小胞体に近い部分に存在している。
< 各部名称 >
いつくかのサイトを参照したが、以下の名称はサイトによっては異なる。
1 |
シスゴルジ網 |
シス側の網目構造をしたゴルジ扁平嚢 |
2 |
トランスゴルジ網 |
トランス側の網目構造をしたゴルジ扁平嚢 |
3 |
ゴルジ層板 |
シスゴルジ網とトランスゴルジ網を除いたゴルジ体の成層部分 |
4 |
シス嚢 |
ゴルジ層板のうちシス側のゴルジ扁平嚢 |
5 |
中間嚢 |
ゴルジ層板のうち中間にあるゴルジ扁平嚢 |
6 |
トランス嚢 |
ゴルジ層板のうちトランス側のゴルジ扁平嚢 |
7 |
ゴルジ小胞 |
ゴルジ体から出る小胞で糖鎖の付加など科学的修飾を受けたもの |
< 働 き >
< まとめ >