ビタミンQ ( 英:vitamin Q )

 

 脂溶性のビタミン様物質で、最近ではコエンザイムQ10として知られている。

 

【もっと詳しく】
ビタミンQは別名でユビキノン、コエンザイムQ10、補酵素Q10と呼ばれ、最近ではサプリメントとして盛
んに宣伝されている。もともとは体内でも合成される物質ではあるが、老化、ストレス、過労などでその
生産量は減少し、食品から補うことも重要と見られている。
身体のあらゆる細胞に存在するが、特に心筋の細胞には多く含まれ、絶えず活動している心筋の細胞
にとって重要な役割を示している。

 

【ビタミンQの主な働き】
1. エネルギーの生産効率の向上
細胞内のミトコンドリアにてATPを作るのに欠かすことのできない物質。
2. 抗酸化作用
脂肪分子をフリーラジカルから保護し、酸化を防ぐ作用があるため、細胞のガン化の抑制作用もある。
3. 心疾患の予防作用
弱くなった心臓の機能を回復させる作用がある。1974年には、世界で初めてうっ血性心不全の医薬
品として販売されている。

 

【ビタミンQを多く含む食品】
レバー、もつ、豚肉、牛肉、かつお、マグロなど。