ビタミンP ( 英:vitamin P )

 

 ビタミン様物質で、フラボノイドの一種。

 

【もっと詳しく】
ビタミンに近い働きをする「ビタミン様物質」でフラボノイドの一種。主なものとして柑橘類に含まれるヘ
スペリジン、そばに含まれるルチンなどがある。
不足症状として歯茎からの出血、打撲などによる青アザの出現、また疲れやすくなったりする。  

 

【ビタミンPの主な働き】
1. ビタミンCの働きを補助
壊れやすいビタミンCを安定させ、抗酸化作用を支える。
2. 毛細血管の強化
毛細血管を強化することによってアザなどの出血性疾患を予防し、酸素や栄養素が身体の隅々
まで行き届くように補助する。
3. 高血圧の予防
毛細血管を収縮させる。
4. 感染症への抵抗力向上

 

【ビタミンPを多く含む食品】
柑橘類(みかん、レモン、オレンジ、グレープフルーツなど)、杏、さくらんぼ、ブラックベリーなど。特に柑
橘類の薄皮の部分に多く含まれている。