長背筋(群)(背部) ( ちょうはいきん、 英:long dorsal muscles )

 

 「長背筋」という名称だが、「日本人体解剖学 (上巻) 」の索引には見当たらないし、おそらく「船戸和弥のホームページ」にも解説はないと思われる。ネットで調べてみると、「ウィキペディア」では以下のように解説している。

 「長背筋(ちょうはいきん)は、棘背筋のうち、長筋である筋肉の総称。

  短背筋に属する筋

    ・板状筋頭板状筋頚板状筋 

   脊柱起立筋腸肋筋最長筋棘筋

   横突棘筋半棘筋多裂筋回旋筋)」

 ※「日本人体解剖学 (上巻) 」では後頭下筋を棘背筋(=固有背筋)には含めていない。

 また、以下のように解説しているサイトも見受けられる。

 「増幅筋(おそらく僧帽筋のことだと思われる)の深側にある板状筋腸肋筋最長筋棘筋からなる脊柱起立筋があり、その作用は頭部を安定させ、脊柱を起立させる。

     

 

 以下は「日本人体解剖学 (上巻) 」を参考にして作成した「背部の筋」の「深背筋」の図になる。