・ 序 論
・ 分 類
・ 中枢神経系
・ 末梢神経系
( 脳脊髄神経系:脳神経・脊髄神経、自律神経系:交感神経、副交感神経 )
・ 神経名称一覧表
・ 使用イラスト
( 序論・中枢神経系、 脳神経、 脊髄神経、 自律神経系 )
器官系の数や分類の仕方は資料によって若干異なる。いずれにしても神経系とは、我々の身体に備わる器官系の一つとなる。以下は「日本人体解剖学 (上巻)」の器官系の分類方法となる。 ちなみに、器官系とは同じような働きをもつ器官の集合体となる。
「神経系は動物特有のもので、知覚、運動および精神作用などを営みうるのは、神経系があるためである。身体の内的および外的な変化を判別し応答する。内分泌系とともに、身体の機能の重要な側面を統御し、恒常性を保つ。神経系は中枢神経系(脳と脊髄)および末梢神経系(脳神経12対および脊髄神経31対をはじめすべての神経と神経節)の2部に分かれる。また作用の上から動物神経系と植物神経系=自律神経系(交感神経系と副交感神経系からなる)とに分かれる。」「船戸和弥のホームページ」
神経系を構成する基本単位となるのは神経組織である。そして、神経組織は情報を直接伝達する働きを持つ神経細胞とその支持役である神経膠よりなる。 ちなみに、神経組織は私たちの身体を構成する4つの組織のうちの一つになる。
神経系は脳と脊髄からなる中枢神経系と脳脊髄神経系と自律神経系からなる末梢神経の2つに大きい分けることができる。
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