外側側副靭帯 (膝関節)( がいそくそくふくじんたい、英:lateral collateral ligament

 

 膝関節にある側副靭帯の一つで、外側に位置し、大腿骨外側上顆腓骨腓骨頭(先端および外側面)の間に張っている。「日本人体解剖学 (上巻) 」では、その付着部として上記の他に「外側半月の外側縁」も挙げている。

 また、英語表記だが「fibular collateral ligament」となる場合も見られる。

 

 

 以下は「日本人体解剖学 (上巻) 」からの抜粋文となる。

「膝関節の外側側副靭帯は、人体中最も独立性の高い側副靭帯とされているが、その約30%は膝窩筋腱と関係を持ち、側副靭帯はその起始部あるいは経過を膝窩筋腱とともにする。 」

 また、「船戸和弥のホームページ」では以下のようになっている。

「外側側副靱帯は外側上顆より起こる円柱形の線維束で、下端は腓骨頭に着くため、下部は関節包から離れている。(この間隙を膝窩筋腱、大腿二頭筋腱の一部が通る)。 」

 

【 付着する骨 / 関節 】

 

 

【 イラスト 】

 
膝関節(前面)
膝関節(後面)
内・外側半月
 

 

【 他の参考となるサイト 】

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