肋骨頭関節 (ろっこつとうかんせつ、英:joint of costal heads)

 

1

関節腔が1つ

 第1、11、12肋骨頭関節

 胸椎は上肋骨窩のみが対応(船戸和也のHP)

 関節腔は単腔

2

関節腔が2分

 第2~10肋骨頭関節

 胸椎は上・下肋骨窩がペアーで対応

 関節内肋骨頭靭帯によって関節腔は2分

 

・「第1、11,12肋骨は同番号胸椎の上肋骨窩だけに対応し、したがって、ここには関節内肋骨頭靭帯はなく、関節腔も単一である。」(船戸和也のHP)

【構成する骨】

 

【関連する靭帯】

 

 関節包の前面は放射状肋骨頭靭帯によって補強されている。また、第2~第10の肋骨頭関節の関節腔は、関節内肋骨頭靭帯によって上下に2分され、一般的には2分された下半分の関節腔の方が広くなっている。第1,11および第12肋骨頭関節には関節内肋骨頭靭帯はないので、関節腔は2分されることはない。

 

【他の参考となるサイト】

以下は「imaios.com」の解説文となる。

 Articulations of the Heads of the Ribs (articulationes capitulorum; costocentral articulations) —These constitute a series of gliding or arthrodial joints, and are formed by the articulation of the heads of the typical ribs with the facets on the contiguous margins of the bodies of the thoracic vertebræ and with the intervertebral fibrocartilages between them; the first, tenth, eleventh, and twelfth ribs each articulate with a single vertebra. The ligaments of the joints are:

  • The Articular Capsule.(関節包)
  • The Radiate.(放射状胸肋靭帯)
  • The Interarticular(関節内肋骨頭靭帯)

【 語 句 】

・constitute:構成する ・arthrodial:平面関節の ・contiguous:隣接する ・thoracic vertebrae:胸椎 

 

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