貪食細胞 ( どんしょくさいぼう、英:phagocyte

 

 

 私たちの身体を細菌やウイルスなどの外敵から守ってくれる白血球の仲間で、細菌やウイルスを飲み込んで破壊してしまう。

 

 

 

【もっと詳しく】

 貪食細胞とは、体にとって不要なもの(非自己)を飲み込んでしまうという「食作用」を有する細胞で、以下のように3つのカテゴリーがある。

1 単球およびマクロファージ  
2 好中球(多核白血球)  
3 樹状細胞  

 

 体にとって不要なもの(非自己)とは、体外から侵入したウイルスや細菌にとどまらず、ガン化した細胞、不要な細胞、そして老化した赤血球なども含める。

 

 

<食作用のプロセス>

 以下が簡単なプロセスになる。

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対象物を飲み込む。飲み込んでできた空間をファーゴソームと言う。 細胞内のリソソームがファーゴソームに近づく。 リソソームはファーゴソームに取り込まれ、酵素や活性酸素を放出
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酵素や活性酸素の力で対象物は細かく分解される。 ファーゴソームが細胞膜に移動して、細かく分解したものを放出する。

 

 

 

【参考にしたサイト】

ウィキペディア