真 皮( しんぴ、英:dermis )

 

概 要
層構造乳頭層網状層
参考となるサイト

 

 

・繊維成分は真皮内を網目状に走っている。

・基質:線維組織の間には水を含んだムコ多糖類であるコラーゲンやヒアルロン酸で満たされていて、真皮内の水分量を一定に保っている。

 
皮 膚
 

 

 以下は「日本人体解剖学」を参考にしたものとなる。

1

乳頭層

papillary dermis

・外側に位置する層で基底膜を挟んで表皮基底層に接在している。

表皮基底層とは乳頭(凹凸状)を示している。

【乳頭の特徴】

 1. 毛細血管ワナが入り(血管乳頭)、表皮への栄養を容易にしている。

 2. 神経終末(マイスナー触角小体)を含み、触覚をつかさどる。

・乳頭層は、細い結合組織線維の網目からでき、網状層に向かう部ではその線維の走行はいろいろで、その太さを増す。

・乳頭層では、線維束は弾性線維をまじえ、その間に結合組織細胞および小血管を含む。

2

網状層

Reticular dermis

・乳頭層よりも太い線維束で構成され、粗い網目を作って以下のものをふくむ。

 結合組織細胞、脂肪細胞、白血球、血管、神経網、毛包、毛包腺(脂腺)

 立毛筋、汗腺(主として導管)

 ※線維束は主として皮膚の表面に対して切線状に走るが、またいろいろな方向に交錯している。

・乳房、陰茎、陰核、大陰唇、および陰嚢の真皮網状層中には多量の平滑筋線維を含み、これを性筋といい、これらの筋線維の収縮によって皮膚に小さなヒダを生じる (日本人体解剖学)

 

【その他】

・顔面真皮中には顔面筋である横紋筋線維が停止する(骨格筋に対して皮筋という)。

・真皮に含まれる結合組織線維は体の部位によって一定の経過、方向をとり、いわゆる切創離開線として示される。切開する方向が皮膚の傷痕、治療にも影響するので、とくに外科的手術の際には皮膚を切開する方向を考慮する必要がある。

 

以下は「Wikipedia」の解説文となる。

The papillary dermis is the uppermost layer of the dermis. It intertwines with the rete ridges of the epidermis and is composed of fine and loosely arranged collagen fibers.[2] The papillary region is composed of loose areolar connective tissue. It is named for its fingerlike projections called papillae or dermal papillae specifically, that extend toward the epidermis and contain either terminal networks of blood capillaries or tactile Meissner's corpuscles.

【語句】

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