骨 盤 ( こつばん、英: pelvis

 

 骨盤とは 

  

 

 

  骨盤に囲まれた内腔は分界線によって上部の大骨盤と下部の小骨盤とに分けられる。

1
大骨盤

greater pelvis (or false pelvis)

分界線よりも上部に位置する腹腔の下部をなすもので腹部の内臓を入れている。「日本人体解剖学 (上巻) 」では以下のように解説している。

「外側壁は腸骨翼、後壁は仙骨の上端および腰椎下部と腸骨稜との間に張る靭帯によってつくられ、前方は開放している。」

 

 

2
小骨盤

lesser pelvis (or true pelvis)

分界線よりも下部に位置する空間で、骨盤臓器を入れ骨盤腔とも呼ばれる。「日本人体解剖学 (上巻) 」では以下のように解説している。

「外側壁は腸骨翼、後壁は仙骨の上端および腰椎下部と腸骨稜との間に張る靭帯によってつくられ、前方は開放している。」

 


骨盤の大きさや形は男女によって差が生じる。以下にその一覧表とイラストを用意してみたが、同じ女性の中
でも異なった方向からの大きさの比や、男女の同じ角度からのイラストの大きさの比は正確性に欠けるので注
意していただきたい。

 
部  位
女  性
男  性
仙骨の大きさ
短く、全体的に幅広い 長く、全体的に幅が狭い
仙骨の前湾曲度
全体的に軽い 全体的に強い
岬 角(コウカク)
わずかに突出 突出が強い
恥骨下角
鈍角 鋭角
骨盤上口(横径)
骨盤下口
広い。仙骨坐骨はより後方に向き、坐骨結節は遠ざかる。 狭い。仙骨尾骨はより前方に突出し、坐骨結節は近づく。
骨盤底
低くて広い。 下方に漏斗状

 

 

日本人体解剖学 (上巻) 」には以下のような解説が見られる。

「骨盤の発育:小児時代までは、男女ともに骨板は小さく性差は明らかではない。すなわち新生児骨盤は著しく小さく骨盤腔も狭い。仙骨は比較的大きいが、岬角の形成が弱い。腸骨翼の開きが少なく、左・右両側の閉鎖孔は近寄っている。そののち、下肢の発育に伴って次第に骨盤の形態にも変化が見られるが、性差は認められない。10歳前後になり、男女間に相違を認めるようになり、思春期以降に女では特有の形態を完成する。」

 また、以下は「Wikipedia」の解説文となる。

「Each side of the pelvis is formed as cartilage, which ossifies as three main bones which stay separate through childhood: ilium, ischium, pubis. At birth the whole of the hip joint (the acetabulum area and the top of the femur) is still made of cartilage (but there may be a small piece of bone in the great trochanter of the femur); this makes it difficult to detect congenital hip dislocation by X-raying.」

 

・Anatomy Of The Pelvis - Everything You Need To Know - Dr. Nabil Ebraheim(3:58)