腱芽細胞 ( けんがさいぼう、 英:tenoblast )

 

 の中に存在している細胞のこと。

 

【もっと詳しく】

 腱の中に存在する細胞には主に3種類ある。腱芽細胞腱細胞、そして軟骨細胞である。腱芽細胞と腱細胞で腱の中の細胞の90~95%を占めている。また、「腱芽細胞」は、体のいたるところに存在している線維芽細胞の腱の中での呼称となる。そして、腱芽細胞が腱細胞へと変化する。

 腱の細胞の働きは、膠原線維などの細胞外基質の分解・合成だが、腱細胞よりは細胞内基質に富む腱芽細胞の方がその働きが活発に行われている。

 

【参考にしたサイト】

・「メカニカルストレスによるアキレス腱組織の力学的特性の変化と腱障害発生機序の解明