(正中)口蓋縫線( (せいちゅう) こうがいほうせん、英:(median) palatine raphe )

 

    

以下「Wikipedia」の解説文を簡単にまとめてみた。

・前端は切歯乳頭、後端は口蓋垂となっている。

 注意)後端の口蓋垂に関しては、口蓋垂全体に渡って走っているのか、それとも口蓋垂の付け根のところで終了するのかは不明。

    インターネットで画像検索をかけると、口蓋垂全体渡って縫線が走っている画像とその付け根のところで終わっている画像の両方がある。

・口蓋縫線の下には粘膜下層は存在しない。

・腱性の縫線となる。

 (おそらくこれは表面は粘膜に覆われているものの、「その下は正中口蓋縫合に起因する腱性の線維が存在している」という事だと思われる。)

・Wikipediaでは以下の3つの筋の付着部としているが、このサイトでは付着部として扱ってはいない。

  口蓋帆張筋口蓋帆挙筋口蓋舌筋

 
口 蓋
正中口蓋縫合
 

 

以下は「Wikipedia」の解説文となる。

 The palatine raphe (also median palatine raphe) is a raphe of the oral cavity. It is a narrow, slight midline ridge extending anteroposteriorly across the palate, from the incisive papilla anteriorly to the palatine uvula posteriorly. Beneath the raphe, the submucosa is absent.
【Anatomy 】
 The palatine raphe is a midline tendinous band of the palate.
【Relations and attachments】
 The raphe is a surface feature overlying - and indicating - the intermaxillary suture, and median palatine suture.
 The greater palatine foramen may be palpated on either side about half way between the palatine raphe, and the palatal gingival margin of the 2nd or 3rd upper molar tooth.

 The palatine raphe serves as an attachment for multiple muscles: the palatoglossus muscle arises from the posterior portion of the raphe; the levator veli palatini muscle and (the tendon of) the tensor veli palatini muscle insert into the raphe

【語 句】

・oral cavity:口腔 ・ridge:隆起 ・anteroposteriorly:前後方向に ・palate:口蓋 ・incisive papilla:切歯乳頭 ・palatine uvula:口蓋垂 ・submucosa:粘膜下層 ・tenidinous:腱の ・intermaxillary suture:上顎間縫合 ・median palatine suture:正中口蓋縫合 ・greater palatine foramen:大口蓋孔 ・palpate:触診する ・gingival:歯肉の ・molar tooth:大臼歯 ・palatoglossus muscle:口蓋舌筋 ・levator veli palatini muscle:口蓋帆挙筋 ・tensor veli palatini muscle:口蓋帆張筋

 

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